こんばんは!わさびっしゅです。
妊活については以前ブログを書きましたが、今回は妊娠してから出産までのお話を書きたいと思います。
※あくまで私の感想ですので、分娩に関する専門的なお話はお医者さまにお尋ねください!
妊活についての記事はこちら↓
心配性選手権、日本代表
突然ですが私は昔からずっと、極度の心配性です。
子供の頃はこんなに水がたくさん入った水槽が割れたらどうしよう?と思って水族館は苦手でしたし、
高校生の頃電車に乗って通学していた時、乗っていた特急電車のスピードが速すぎて(特急なんだから当たり前)脱線しないか不安になり、途中の駅で電車を降りたりしました。
大人になってからも、少し体調が悪いだけで重大な病気だったらどうしようと、いろんな病院で精密検査を受けないと気が済まないなど、人と比べるとかなり心配性だと思います。
普通分娩怖い、無痛分娩も怖い、全部怖い
そんな私が妊娠して、壮絶な陣痛を乗り越えて出産できるとは到底思えませんでした。
ということは無痛分娩一択・・・と言いたいところですが、無痛分娩の様々なリスクを考えると、それはそれでまた別の恐怖が襲ってくるのです。
そこで私は必死に、無痛分娩を受け入れられるような情報をかき集めました。
欧米では無痛分娩が主流ということ
欧米諸国では無痛分娩が主流であり、アメリカでは7割、フランスでは8割のお産が無痛分娩で行われるとのことでした。
逆に普通分娩で産みたいとお医者さまに伝えると、「あなた・・・痛いのが好きなの?」と変態扱いされるとか。
日本では麻酔科医が少ないことや、病院の設備が整っていないことなどの理由で、無痛分娩はまだ主流ではないとのことです。
また、「女に産まれたのなら陣痛を経験するべき」「腹を痛めた子にこそ愛情が産まれる」などど、まるで痛みに耐えられて一人前の母親とでも言うような風潮が残っていることも、無痛分娩が普及しない理由のひとつとのことでした。
※もちろん普通分娩を否定しているわけではないです!むしろ尊敬してます。
無痛分娩の重大な副作用はごく稀ということ
無痛分娩の副作用については怖すぎるのでここには詳しく書きませんが、●千人、●万人にひとりという確率だとお医者さまから教わりました。
私が出産した病院では、「麻酔学級」を受けなければ無痛分娩を選択することができません。そこでは、無痛分娩について詳しく説明してもらったり、患者からお医者さまへ質問する機会がありました。
そこで私は「この病院では重篤な副作用や後遺症が起こったことはありますか?」と質問したところ、この病院ではまだ発生していないこと、無痛分娩の症例が少なすぎて確率では出せないと回答いただきました。
安心し切れるわけではありませんが、少しは心配を解消することができました。
緊急帝王切開への切り替えが早い
普通分娩でも無痛分娩でも、母体や赤ちゃんが危機に晒された場合、緊急で帝王切開となることがありますが、無痛分娩はすでに麻酔をしているので、帝王切開へスムーズに切り替えることができると聞きました。
麻酔科医がいる病院を探す
上記の欧米では〜でも記載しましたが、日本には麻酔科医が少ないです。
無痛分娩が実施できる産院でも、産科医が麻酔を実施する病院と、麻酔科医が常駐している病院があります。
私はもしもの時のために、麻酔のプロである麻酔科医に診てもらえるよう、麻酔科医がいる病院を探しました。
病院は総合病院
産院は大学附属病院、総合病院、産婦人科クリニック、助産院とありますが、もしものことが起きた時にたくさんの人員で専門科医が対応できる、総合病院を選びました。
なにしろコウノドリを全巻読破していたため、「妊娠・出産は命懸け」と言う認識が強く刷り込まれていました。
(救命の加瀬先生推しです!)
無痛分娩を実施している総合病院は少なく、家から通える病院でこれまでの条件に合うところは2箇所しかありませんでした。
この2つの病院の口コミを読み漁り、最終的に病院に決めることができました。
どんな方法でも絶対安全な出産なんてない
妊娠・出産は命懸け。妊婦さんも赤ちゃんも絶対に安全と言い切ることはできず、何も起こらない保証は誰にもできません。
妊婦さん自身が少しでも安心できるために、たくさんある心配事の中で、「一番心配なことはなにか」「それはどうしたら解消できるか」を旦那さんや家族が一緒になって考え、その方法を見出していくことが大事だと思いました。
私はこのようにして出産への恐怖を少しずつ緩和していったわけですが、結果無痛分娩にして本当に本当に良かったです。
実際どうだったのかは、出産レポで書かせてください!
次回の妊娠レポは妊娠中のトラブルやさまざまな心配事(まだあるんかいっ)への対処法について書きたいと思います!