思い出した話 | ラスくんとわるいひつじのブログ and nico・・・

ラスくんとわるいひつじのブログ and nico・・・

将来りっぱな牧羊犬になる?までの
ラフコリーのラスくんの奮闘日記と、
わるいひつじの雑記。
そして3年後、妹分ニコが満を持して登場!
更に3年後、ニコのママであるフジコ女史登場!



きょう、思い出したことがあります。
ずいぶん昔のことです。
あるご家族のご自宅が火事になってしまったときのこと。

ご自宅には当時、室内飼いでレトリバーが1頭、
外飼いでミックス犬が2頭いたと聞いています。
室内で飼われていた子は
いつもお母さんについてまわってた甘えん坊。
火があがったときも、
そばにくっついていたので
お母さんはその子の名前を呼び呼び
いっしょに外へ逃げました。
そして外飼いの2頭の綱を解き放ってやることも
忘れなかったそうです。

残念なことにおうちは全焼でしたが
お子様をはじめご家族が皆無事だったことはなによりです。

3頭の犬はしばらく見当たらなかったけれど、
あとになって外飼いだった2頭は戻ってきました。
1頭だけ戻ってこなかった・・・・。
甘えん坊だったその子は、
いっしょに外へ避難したと思っていたのに・・・、
じつは室内に置かれた自分のケージの中の
いちばん奥でその姿が発見されたそうです。
炎や煙が怖くてパニックになって
自分のケージの中でいるのが安心だと
戻ってしまったのかもしれません。
この子にとって危険を回避する方法は
ケージでじっとしていること、だったのですね。
とってもとっても悲しいけれど
おりこうだったんだよね・・・。

愛情を注いでいたご家族の皆さん、
とりわけお母さんは
本当にお辛かったと思います。
後日話しを聞いた私も涙がとまりませんでした。
私はその子に会ったことはありませんでした。
だけど、この子から強く強く教えてもらいました。
私がすべきこと。

(その子はきっときれいなお星さまになっていることとおもいます。)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



東日本大震災から3年経ちました。
犠牲になられたかたがたに哀悼の意を表します。



いきなりですが、
家族へ。

とにかく命が大事。
何をおいても大事なもの優先。

私はラスクにリードを付けるよ。
じいじとばあばに声をかけて
一緒に避難します。
中学校にするわ。
ラスクは室内にいれてもらえるか
わからないけど行ってみます。

おとこのひつじと
わかいひつじも
じぶんで大切なものを守るように。

避難するときには
もちろんもう一組のじいじ、ばあばにも声をかけますよ。
老人4人と若犬1頭はまかしときなさい。
物資は持てません。

(地震が日中に起こった場合の、私の脳内シミュレーションね)



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





ラスくんもシミュレーションしてみるでつ・・・。


    トロいひつじ1頭と老ひつじ4頭、頼りになるのはラスくんのみ・・・・。
    ちゅうがっこうまで追いたてなければならないのでつ・・・。 う~ん




最後まで読んでくださったかた、
きょうは話しの筋がめちゃくちゃで、
ごめんなさいです