エナフン流VE投資法を読みました。 | 株をめぐる冒険

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ウォーレン・バフェットの教え
   1.良い企業を見つける
   2.割安な価格で購入する
   3.企業が優良な限り持ち続ける
賢明な投資家でいることで一番大事なことは「待つ」ことだ。

二人の娘への書置きブログ。

 最近の相場は、すこしリバウンドで戻している感じです。日経平均26000円割れからの更なる暴落を待っていたのに残念です。暴落待ちの間、株価の動きに惑わされないよう、違うことに意識を向けようとして、少し将棋にはまってしまいました。下手の横好きですが、数年に一回ぐらいのペースで将棋にはまります。こういうときは、熱が冷めるまでガッツリやってしまったほうが早くハマりから抜けれるので、とりあえず気が済むまでしばらく将棋をやろうと思います。

 

 とはいえ、そのハマっている間に出版順は前後してしまいましたが、「エナフン流VE投資法」を読みました。3冊読んだ後の感想としては、エナフンさんシリーズを読めば、ほぼ兼業投資家の個人投資家にとって必要な投資に対する姿勢は出来上がるのではないかと思いました。投資哲学というか、基本姿勢を得るのに、特に他の本はいらないんじゃないかと思うほどでした。

 

 でも経験的にですが、自分には腑が落ちるような考え方でも、意外に他の人はそうでもないことが多いです。例えば、バフェットのようなとても実績のある人が、投資の考え方を提示してくれたとしても、実際にそれを実践に移そうとする人の割合って、びっくりするほど多くないです。昔はすごく不思議でしたが、最近ではそういうものなのだと思えるようにはなってきました。宗教と同じようなものかもしれません。自分は無宗教ですが、世の中にはたくさんの宗教があり、そこに信者がいます。きっとそれに似たものなんでしょう。その宗教が良いか悪いかとは関係なく、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。自分が思っている以上にいろんな人がいるし、他の人を理解することはできないんだなと思います。とりあえず、そう考えると自分自身を理解するほうに注力したほうが無駄な努力を払わず済みますし、効率的だし、納得感もあると思います。なんだかんだで明日47歳になってしまうような歳になってしまったけど、これからもしばらく自分ファーストで行こうと思います。50歳近くって、若いころは、ある程度の人間が出来上がって、とっくに社会貢献しているような歳だと想像していたけど、自分はまだそんな感じではないみたいです。

 

 エナフンさんシリーズをまた読み直して、自分と照らしあおうと思います。自分なりに投資に対して、長所もあるし、短所もあると思うので、今一度洗い出して、足りないところにもっと注力できるようにしていこうと思います。

 

 

 

 


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