海幸彦の逆襲 | スパチーの独り言

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令和 4年 5月 24日 火曜日、快晴、夏日三日目。

海幸彦山幸彦


クアッド_アメリカ、オーストラリア、インド、日本4か国の枠組みで中国へ対抗、ってさ。 なんもしないできないくせにアメリカの手駒にされるだけじゃないか。 既に稼働済みの軍島だけじゃなく尖閣の脇にガス田基地も間もなくできるだろう。 遺憾だけじゃイカンと誰もが思っているのに何もしない、できない日本政府。 クアッドなら何ができるって? 中国はミサイルを撃つわけでも上陸してくるわけでもない。 こっそり玄関の前に足場を組んで陣取るだけ、どうする?

テロ対
ワル顔なのでこんな駅通りたくない。 明後日にしよっかなぁ。


さて。

まーた本を買って来てしまった。 讃美歌の本も聖書より分厚いので売ってしまおうかと思ったのだが…綺麗でもないので諦めた。 続けよう。 邇邇芸命、ニニギは毎晩4人の女性の誰かと寝るのだが、決して4人が仲がいいわけじゃなく反目し合っていたので、決して5Pの花電車ではない。 カナンの民、砂漠の民は基本遊牧なので天幕(テント)住まいである。 ニニギの家には…だから4つのテントが並んでる。 主人がどのテントに入ったかは分かってしまう_嫌だな、そんなの(笑) 神々、聖書の約束は、同性同士の性行為と自慰、膣外射精を厳罰としており、異性間ならばゆるゆるである。 そもそも神々がしょっちゅうレイプしたり人妻に手を出したり、新郎を片っ端からお持ち帰りしたりと、人間以上にヤリたい放題なのだから言えた義理じゃない。

えっと、昨日書いたマンドラゴラのメモがありました。 華岡青洲。 1804年11月14日、記録に残る世界初の全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた人物。 これがマンドラゴラと云われていたのだけど、確認したら 「まんだらけ」 でした。 これはマンドラゴラではなく朝鮮朝顔のこと、ちょっと違う別物。 ただ西欧で初めて全身麻酔が使われたのは1846年なので、功績ではありますね。 ってゆーか、まんだらけと言えばヲタク御用達、意味は知らなかったでしょうけど(笑) 曼陀羅華(まんだらけ)の実はキチガイ茄子と言われた。 マンドラゴラは恋茄子なのでエライ違いだ。 これにトリカブトを混ぜて華岡は実験を繰り返したという。 神社に祀られてもよさそうな人物なのに、と思ったらシカゴ国際外科学会の栄誉館に祀られてました。

ニニギは大所帯になった。 神のお告げがあって高天原からカナンへ戻ることになる。 まぁここでもすったもんだあるわけですが。 そしてカナンのヒビ族が治めるシケムの地へ落ち着く。 石長比売ことレアは6人の男子を生んで7人目に女児ディナが生まれる。 ある日、ディナがレイプされる事件が発生する。 犯人はその一帯を治めていたヒビ族の首長ハモルの息子だった。 今のアラブの王族の御子息ってところですね。

後日、首長ハモルと息子シケムが 「ディナを嫁に迎えたい」 と侘びを入れに来た。 結納金だろうが土地だろうが何でもくれると言う。 そこで石長比売の次男シメオンと三男レビは 「ならばただ一つ、我々と同じくレビ族の皆さんも神に習い割礼をするのが条件ですよ」 と答えた。

創世記 34章
「割礼を受けていない男に妹を妻として与えることはできません。」

首長ハモルは争いにもならず無茶な要求も無かったので逆に財産を奪ってやろうとニヤリと胸を撫で下ろすのだった。

ご存知_ではないと思いますが海幸彦の弟たちが要求した割礼とはチンチンの皮を切り取ること。 そりゃ大の男で現代のような鎮痛剤も消毒薬も無い時代、めちゃ痛くて動けやしない。 首長ハモルの命令の下、村の全男性が悲鳴を上げた三日目… シメオンとレビは剣を携え 「妹の仇だ!」 と叫びながら立つことさえできないヒビ族の男たち全員を抹殺し、すべてを略奪して帰って来た。 ニニギはこの復讐を知らなかった、家畜を大量に持って帰った来て訳を知る。 が、さすがにニニギもビビる、ヤリ過ぎだ。 「父さん、ならば我らの妹が奴らの娼婦にされたままでよかったんですか!」 既に年老いたニニギはうろたえるだけだった。


日本では… アマテラス(そもそも男だが)にしてもニニギや神々は勇猛な若者に描かれてますが、実際は彼らはフツーの人間だし、そもそもこうした事件が起こるのは皆百歳を超えてよぼよぼの爺さんの頃である。 アマテラスに至っては目が見えないような寝たきり老人で描かれていたりする。 ニニギはアマテラスよりは早く子供をつくるが、それでも第一子誕生が65歳である。 いや逆にマンドラゴラのバイアグラっぷりが凄いとも言えますが。 確かに古代は長寿だったが、とはいえこの時代まで来ると160歳程度が限度だ。 そして長寿なだけで身体は衰えも激しい。 まぁ古事記や日本書紀は都合よく書き換えられてますけどね。



ニコニコ またねー


p.s.

ノアの一家が現代人の始まりで人種の始まりはアブラハムと言ってもいいとするけど、事実上このニニギ一家がその後の歴史を左右するとも言えそうですね。 日本神話は男女も名前も年代もごちゃ混ぜ、テレコになっていたりで掴みにくいですが、順に追って行けば見えて来る。 ↑この 「男だけを騙し討ちで抹殺し女子供と食料を奪ってくる」 というのはまさに神武東征のやり口ですが、日本神話では山幸彦が立場逆転させて海幸彦を従え、と書かれている点を探らないとね。 そもそもヤマタノオロチの話しは別枠で十数万年前の話しだし、すべて舞台はカナンからイラク、一部がエジプトやイランになりますが、どこから日本に繋がるのか。 神話は事実だけど日本の話しではない。 古代ローマから渡って来たユダヤの末裔が名前や実績を地名や人名に被せただけなのは確かだが_何らかの根拠や事実があるわけで。 わくわく

なんたって、この大虐殺をおこなった三男レビの子孫が 「モーセ」 ですから(笑) モーセに神の力があるわけがないし、どっちかいえば悪魔の子でしょ。