第10代目ニビル王アヌから上はニビル在住(彼らはほぼ不老不死、冬眠カプセルも使う)。
彼ら歴代王のニビルでの経歴も石板に書かれているけれど、まったく地球とは関係ないので割愛。 地球が誕生する前の数十億年前から書かれている。 ニビルでの王宮がある首都は「アガテ」という。 また9代目アラル(エンキの義父)は、ニビルでの環境悪化を招いたとして王座を追われ、アラルとは遠縁だが側近だった王子アヌが王位に付き、アラルは追放処分を下される前に地球へと密かに旅立った。 アラルはたった一人で地球へ来てラームという屋敷を建て永い年月を過ごし、金が豊富にあることをアヌへ送信する。 アラルが行方不明で数億年が経っていてアヌと議会は驚く。 そしてニビルを復旧できるだけの金も見付かったことに調査を開始する。
そして地球歴44万5千年前、王アヌの長男でありアラルの娘婿であるエンキが12人の部隊で地球へやって来るところから、地球史は始まる。
![アヌンナキ王族の系図](https://stat.ameba.jp/user_images/20210601/23/warptraveler/36/18/j/o0430054414951037236.jpg?caw=800)
エンキ、当初はエアという名で部隊を率い、ずっと一緒に活動する頼もしい上級士官イシムド、宇宙艦船の機長アンズ、操縦士アブガル、他各種専門家のエングル、エンビルル、エンキムドゥ、クルラ、ムシュダンム、ニンギルシグ、ウルマシュ、エヌルサグで地球へ降り立つ。
地球歴41万年前、彼らは現在のイラク・バスラ付近にエリドゥという自分たちの基地を築いた。 数万年の間は「海から」金を抽出、そして集まった数トンの金を宇宙船に積み、エンキと操縦士アブガルで一度ニビルへ戻ることになった。
ニビルでは予想外の金の少なさに落胆するが、エンキはそれを予想していて既に陸地での金鉱脈「アブズ」(現在のアフリカ・ボツワナ北部)を特定していた。 そしてアブズでの大規模な採掘を始めるため、エンリルが指揮官として900人の労働者イギギを率い、大艦隊が地球へ向かう。 そして_追放し亡くなったと思われた元の王と再会するため、王アヌも地球へやって来る。 それは地球歴40万年前だった。
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