お酒には様々な種類がありますが、蒸留などの作業を経ずに酵母によって原料をアルコール発酵させて作られるのが、醸造酒。
ワインやビールがこの醸造酒の範疇に入りますが、私たち日本人が忘れてならないお米を原料とする醸造酒・・・今日はその
日本酒の日
なのだそうです。
十二支の10番目の〝酉〟は元々〝壺〟を表す象形文字で酒を意味していること、また新米が収穫されて酒造りが始まるのが10月であり、酒造家の間では10月1日を〝酒造元旦〟として祝う風習があることが、制定の理由だそうな。
前述のワインやビールの歴史は古く、紀元前6~5,000年前にはメソポタミア地方で製造されていたようです。
日本酒に関してはそこまで古い文献は残されていませんが、ヤマタノオロチが8つの首を8つの壺に突っ込み酒を飲んで酔ったところをスサノオノミコトが討ったという神話が。
また200年代に著された『魏志東夷伝』には倭人が酒をたしなみ葬儀の際には弔問客が〝歌舞伎飲酒〟をする風習があると記されているそうですから、それなりの歴史があるといえましょう。
その日本酒の麹を使った製法は奈良時代にはほぼ確立されていたそうですが、当時はまだ祭事や慶事の際に朝廷や武家・僧など特権階級が口にする程度。
一般に酒が普及したのは鎌倉時代以降で、徳利などの酒器が定着したのは室町時代に入ってから。
一方、糖化と発酵を同時に進行させる『並行複発酵』と呼ばれる醸造法は日本酒独自のもので、アルコール度数を20度まで持っていける醸造酒は日本酒だけなのだそうです。
そして夏は冷や、冬は熱燗と季節に応じて飲み方を変えられるのも、日本酒独自の楽しみ方と言ってよいでしょう。
皆さんは、どんな飲み方がお好みでしょうか?

私自身はどんな飲み方でも日本酒は大好きなんですが、損保勤務時代に新潟支店に転勤した時は、美味しい日本酒を沢山楽しむことができました。
越乃寒梅・八海山・〆張鶴等々、有名ブランドもそれぞれ美味しかったのですが、我が家にとって忘れられないのが、『麒麟山酒造』 というメーカーさん。
当時の新潟では全国的に名が通っていて大量に販売する酒蔵さんと、知る人ぞ知るというか地元のお得意さんを大事にする酒蔵さんの2通りに分かれていましたが、この麒麟山酒造は後者といって良いでしょう。
私自身転勤して自らが取引先として担当するまで知らないブランドでしたが・・・ここのお酒が美味しいんです。
特に気に入ったのが、3年寝かせて作られる長期熟成大吟醸の 『紅葉』というお酒。
当時とはちょっとデザインが違っていますが、現在の酒瓶も紅葉そのもの。
一般的に新潟の酒は淡麗辛口というイメージが強いですが、コレはより芳醇な味わいが特徴。
一口飲んで気に入った私は、即購入して家に持ち帰りました。
実は、ウチの女王様は大の日本酒嫌いだったんです。
学生時代に居酒屋で無理やり安い日本酒を飲まされて頭が痛くなって以来、頑なに口にすることを拒否・・・そして、それは結婚してからも変わらず。
同じ醸造酒のワインが大好きなんだから、これなら・・・と思ったのです。
「いいから、騙されたと思って飲んでみろョ。」
と、半ば強引に飲ませると、一口含んだだけで、
「なっ、何これ。フルーティーな白ワインみたいで美味しい~。
これなら飲めるワ!」
と、いっぺんに日本酒好きに早変わり。
ただ問題なのは、この『紅葉』が当時1本6,000円(現在は税込7,700円)と高価だったこと。
以来日本酒と刺身が頻繁に食卓に並ぶようになったんですが、女王様はこれより安い酒には手を出さず。
家計を考えた時、果たして飲ませたことが良かったのか、悪かったのか・・・。😰
この『紅葉』は、10月限定販売品。
数に限りがありますので、興味のある方は早めにご注文あれ!
また、シャレたデザインの瓶に詰められた同社の大吟醸酒もイケます。
※麒麟山酒造のHPはこちら。(↓)
ご購入については大手酒販店や通販サイトで、どうぞ。

