笑 顔 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

昨日、久しぶりに夏の甲子園・決勝戦をテレビで生観戦しました。

KKコンビ擁するPL学園が宇部商業を4-3で下し真紅の優勝旗を手にした1985(昭和60)年以来ですから、実に38年ぶりでしょうか。

毎年仕事をサボッて観戦するわけにもいかず、また関心が野球からゴルフに移ったからなのですが、なぜ昨日観戦する気になったのか?

それは決勝戦に駒を進めたのが、慶應義塾高校(塾高)だから。

塾高出身ではないものの慶大ОBの私としては、自分が大学時代に着用していた同じユニホーム姿(と言っても厳密にはストッキングのデザインが当時とは少し違いますが)の選手たちを観ることで、まるで自分が甲子園のマウンドに立っている錯覚を楽しめると思ったのです。(↓)

 

   横スタ

 

また大学の準硬式野球部時代練習で使用していたグラウンドを、塾高・硬式野球部と共用していたことで親近感があったから。

よくあの決して広くないグラウンドから、決勝戦に勝ち上がったものだと感心したのです。

それともう一点、実は彼らが甲子園出場を決めた激戦区・神奈川県予選の決勝・対横浜高校戦で、土壇場9回に疑惑の判定(誤審?)によって奇跡的な逆転勝利を収めたこと。(↓)

 

 

 

得ていてこういう幸運に恵まれたチームは勢いに乗って勝ち進みますから、私はこの予選決勝をモノにした塾高がひょっとしてそのまま甲子園でも優勝できるんじゃ・・・と思ったら、本当に決勝戦に進出したことで、自分のカンが正しかったかどうかをこの目で確かめたいと思ったのです。

そして、その予感は大当たり・・・塾高は、その勢いを失うことなく初回から2点先制、その後一度も逆転されることなく8-2で仙台育英を下し、見事第2回大会以来107年ぶりに2度目の優勝を果たしてくれました。

 

   

塾員の一人として誠に嬉しい限りでしたが、この試合を観てみて

 

(昔の高校野球とは随分変わったなァ~)

と感じたことが、2つ。

まず、彼らが坊主頭ではなかったこと。

   

これまでも髪の毛を伸ばしたチームはありましたが、甲子園で長髪チームが優勝したのは、初めてじゃないでしょうか?

さすがは慶應ボーイと言えましょうが、今後ますます非坊主頭のチームが増えるでしょうネ。

それともう一つは、彼らが常に笑顔だったこと。

もちろんホームランやタイムリーヒットを打てば笑顔になるのは当たり前なのですが、仙台育英の選手を含め彼らは三振したり凡退したり、また打たれたピッチャーまでもが笑顔。

私が現役時代に打たれてマウンド上で笑ったことなどありませんし、もしニヤついていたら監督に叱責されたはず。

しかし塾高・仙台育英双方の監督も常にニコニコしてましたから、凄く違和感がありました。

でもよく考えてみると、それもひとつのアンガー・マネジメント・・・精神的に追い込まれないための所作なのかも。

もしかしたらゴルフでミスショットした際、クラブを叩きつけるより無理にでも笑った方が良い結果に繋がる?

今度試してみようっと。

でも試合終了後、ホームベースを挟んでお辞儀と握手を交わした仙台育英の選手たちが、ベンチに戻る時には一様に悔し涙を流しているのを見て、少々安心もしましたが。😅

 

いずれにせよ、塾高野球部の諸君そして塾関係者の皆様、優勝おめでとうございます!


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