扁 桃 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

・・・・といっても、口の中の扁桃(腺)のお話ではありません。 

 

実はコレ、ある農作物の和名なんですが・・・それが何かお分かりになるでしょうか? 今日は、その農作物の記念日、  

 

 アーモンドの日 

 

なんですって。  因みに扁桃(腺)は、このアーモンドの種子に形が似ていることからそう名付けられたのだそうな。 😲 ヘェ~    

 

     

 

このアーモンドの原産地はアジア西南部ですが、現在の生産シェアはアメリカがダントツの1位。 

 

年間約75万トンを生産しているそうですが、これが世界全体の約85%近く。 

 

第2位のオーストラリアが年間約3.5万トンでシェアはたったの4%ですから、比較になりません。 

 

日本では小豆島などで生産されているとはいえ、その消費量の殆どを輸入に頼っているのが現状。

 

その年間輸入量2.8万トンの98%は、やはりアメリカから。 

 

本格的に日本に輸入され始めたのは1950年代・・・グリコ社がアーモンド・チョコを発売したのが私の生まれた1958(昭和33)年でした。 

 

アーモンドは高さ約5mの木になる実で、3~4月にサクラに似た白や桃色などの花を咲かせ、7~8月に実がなります。

 

しかし、この実は自然落下しないのだそうな。 

ではどうやって収穫するのか?

百聞は一見に如かず・・・ということで、映像でご覧ください。(

 

 

この木を揺さぶる映像は、1976(昭和51)年に〝アーモンドの雨が降る〟というグリコのテレビCMで流されましたから、中高年の方はご覧になった記憶があるのでは?

 

こんな豪快な収穫、日本では真似できないでしょう。 

 

アーモンドの実は〝皮・果肉・核・仁(じん)〟からなっていますが、食用になるのは一番中心の〝仁〟。 まさにクルミと同じですネ。

 

アーモンドの品種は約100もあるそうですが、スイート種とビター種の2つに大別され、食用はスイート種のみ。 

 

そしてアーモンドは、非常に栄養価が高いことで知られています。 

 

活性酸素による体細胞・血管の酸化を防ぐビタミンEの含有量が、あらゆる食品の中で最も高く、また亜鉛・マグネシウム・鉄・カリウムを多く含みます。 

 

また食物繊維も多く含み、脂質の約70%はオレイン酸で、悪玉コレストロールを制御するポリフェノールも多く含んでいますから、健康だけでなく美容にも効用が。

 

つまり女性にとってありがたい食物・・・ということで、実は冒頭のアーモンドの日は 〝成人女性にとって日のアーモンド摂取量は23粒が目安〟 であることから制定されたとのこと。

 

でも実際、毎日23粒もアーモンド食べている女性は殆どいないでしょう・・・というか、出来ませんょネ普通。

 

現在はグリコ社などからアーモンド飲料が発売されているので、そちらをご利用になられた方が楽かもしれません。 

 

いくら栄養価が高いからって、アーモンドチョコの食べ過ぎにはご注意を!😅

 

 

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