サイレント・コメディー映画の巨匠といえば、言うまでもなくチャールズ・チャップリン。
※チャプリンに関する過去記事は、こちら。(↓)
そのチャップリンの数多ある作品の中でも代表作の呼び声が高く、過去に様々な映画ベストテンや百選の中に選ばれてきた
街の灯
City Lights
がアメリカで封切られたのが、今からちょうど90年前の今日・1931年2月6日のことでした。
同作の冒頭には、〝コメディ・ロマンス・イン・パントマイム〟と銘打たれており、チャップリンもトーキー映画反対論者でしたが、サイレントながら初めてBGMを挿入した作品としても有名。
1928年から制作が開始されたものの、主演俳優が水に飛び込むのを躊躇したことで解雇したり、美容院に行くからと撮影現場を早退したことに怒ったチャップリンが女優を解雇・復帰させたりとドタバタ続き。
更に完璧主義者のチャップリンが、僅か3分の花売り娘との出会い(上の写真)のシーンに何と342回もNGを出して1年以上かけて撮り直ししたこともあり、1930年10月に完成するまで約2年半もかけたという採算を度外視した凝りよう。
公開に先立ち行われたプレミア試写会では、チャップリンの隣にあのアインシュタインが座ったとか・・・。

同作でチャップリンが演じる主人公は、浮浪者。
彼はある日、街で盲目の花売り娘と出会い、一目惚れ。
その彼が彼女の落とした花を拾ってあげるのですが、彼女はそれが金持ちの紳士だと勘違い。
仕方なく紳士を振る舞う浮浪者の存在は、彼女の中で徐々に大きくなっていきます。
その後紆余曲折というか不運に見舞われ続け監獄に入れられた浮浪者は、目が見えるようになった花売り娘と再会するのですが・・・。
これ以上はネタバレになりますのでご容赦を。
それでは約1時間30分の秀作を、こちらで是非ご覧ください。
あっ、ハンカチかティッシュのご用意を、お忘れなく!
