招 金 | ナベちゃんの徒然草

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還暦を過ぎ、新たな人生を模索中・・・。

百貨店やブティックなどに行けば、必ず会える・・・今日は、その


 マネキン記念日


なのだそうです。


今からちょうど90年前の1928(昭和3)年3月24日、上野公園で開催された大礼記念国産振興東京博覧会で、高島屋(呉服店)が初めてマネキンを登場させたことに因むとか。

       

この時は〝絵に遊ぶサロン〟と題し、和服を着た人形のマネキン3体が、花子さんという生きた女性をモデルにして絵を描く・・・という、いわゆる逆転現象を展示したそうな。

これを観た皇族の女性が大変驚いたそうですが、それも頷けます。


mannequin ” はフランス語読みだとマヌカン・・・しかし日本では 「客を招(まぬ)かん」 で商売上縁起が悪いと嫌われたため、縁起の良い〝招金〟にかぶせて英語読みのマネキンが用いられるようになったそうな。


20世紀にはロウを使ったマネキン人形が登場。 


その後腕が取り外せるものや、木製など様々な技術改良が加えられていきました。


日本でも〝生き人形〟の制作技術から発展し、戦中には石膏、戦後には様々な新素材を使ったマネキンが登場しました。


もっとも1988年には、黒色のマネキンが黒人差別撤廃運動のやり玉に挙げられる・・・なんてこともありましたが。


さて、マネキンと聞いて私が思い出すのは、映画の

 『マネキン』
 

       


1987年封切りのアメリカ映画なんですが・・・恋人と2人でいる時だけ人間になれるマネキンが主役というドタバタ・ラブコメディー。


完全なるB級映画なんですが、現実離れしたストーリーながら微笑ましく、また音楽も good! 


特にスターシップが歌う主題歌 『愛は止まらない(Nothing's Goona Stop Us Now )』 は、なかなか聴かせます。

※映画のワンシーンと共にお楽しみください。(↓)



 

映画 『ポリス・アカデミー』 と、何人か役者がダブッている全く肩が凝らない映画ですので、バカバカしい笑いに飢えている方(?)にはオススメですョ。

マネキンが人間になっちゃうこの作品を、もし高島屋のマネキン・ガールだった女性が観たら、どう思うんでしょうネ? 
あせあせ


 


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