昨日「各界」トップの記者会見が重なって行われていました。
記者会見を開く「主役」の言動をTV等で拝見するたびに、受ける印象はホント千差万別ですネ。
まずトップバッターは、以前の会見ですっかりお馴染み(^^;になった『ささやき女将』こと「船場吉兆」の湯木新社長。
妙齢の女性にあまりキツいことを言いたくはないのですが、何十人もの従業員を抱える会社トップに就く人の発言としては、如何なものだったでしょうか・・・。
全く正面(というかカメラのレンズ)を見ることなく、原稿に目を落としたままそれを棒読み・・・。しかもついこの間まで「従業員の独断でやりました」みたいなこと言っていた創業家の人間が、今になって「従業員一丸となって再建に向かって・・・」な~んて言ってみたところでねェ~。本気で再建する「決意」がおありなんでしょうか。
果たしてあの会見を見ていた従業員の皆さんはどう思うのでしょう・・・。(_ _;
そもそも「民事再生法」を申請して会社再建に賭けるならば、一番肝心なのはお客様の支援を得ることだと思うのですが、辞任した社長の妻がその後釜に座って、昨日の会見・・・何となく「一般常識」からかけ離れたご一族であるという印象が拭えません。
続いては、毎度お騒がせ(^^;NHKの橋本会長サマ。
なんだか千葉県内でまたまた何かやらかした職員がいらっしゃったようですが、まぁコマい話は置いときまして・・・。
インサイダー取引疑惑の責任をとる、という形の「辞任会見」、ナニが不思議かって、彼はもともと明後日の木曜日には任期満了による「退任」が決まっているのに、何のためにわざわざこのタイミングで「辞任」を発表したんでしょうか? いろいろ考えてみましたが、ワタクシの頭脳レベルではその理由がとんと分かりません。(??)
会長さんとしてはこれをやらないとケジメがつかないってことなんでしょうかね?それにしても相変わらずの「鉄仮面」というか、「無表情」というか・・・。やはり見ている側としては「ホントに申し訳ないって思っているのかしら?」と首を傾げたくなります。
そして最後は・・・トップはトップでも女子レスリング界の頂点に立つ吉田沙保里選手。
予定外の試合に出場させられた挙句に疑惑、というか微妙な判定で連勝を119でストップさせられてしまいました。傷心のまま望んだ帰国会見は、見ている側も辛くなるものでした。
でも、彼女が本当にスゴい!と思ったのは、判定について一切不満を漏らさず、自分に責を追わせようと必死に言い聞かせているような姿勢でした。
それでも押さえきれない感情が涙となって頬をつたう姿を見て、誰が彼女を責められるでしょう。
いえ、それどころかますます彼女のファンは増えたのでは・・・。
スポーツの世界では一切負けナシで競技人生を全うできる人はいません。
是非彼女にはこの悔しさを乗り越えて、北京の表彰台の一番高いところに笑顔で立ってもらいたいものです!
頑張れ! 吉田選手!
何とかしてょ! NHK!
船場吉兆は・・・・・ノーコメント。