前回の記事
この経験を通して
亡くなった
ぴよちゃんの命を繋ぐために
チビぴよに再び孵化チャレンジをすることを
許したはるぴよ。
その結果
スーパーで売っているうずらの卵から
6月1日に一羽、
6月2日にもう一羽、
計二羽のうずらのヒナが誕生しました。
前回の反省で1番大切だと思った
卵の中のヒナの【 生きる力を信じる 】
コレも今回は安定した気持ちで
指折り数えながら待つことができました。
そして迎えた6月1日
チビぴよが卵の様子を確認すると
卵にヒビが…
よく見ると内側から
ヒナがツンツン(ハシウチ)を始めていました。
歓喜の声を上げたチビぴよですが…
問題はここから順調に
孵化出来るのか…です。
時間経過とともに少しずつ
ヒビが広がってはいるものの
そこから先になかなか進まない。
卵のヒナが休み休みがんばってはいるものの
全く進まないのです。
卵の中からツンツンしているのですが
同じ場所しかツンツンしてない…
これがその時の動画です。
これでは卵を割ることができず、
このままでは出て来る前に
力尽きてしまうかもしれない…
ヒナの様子を見て
チビぴよもはるぴよもそう感じました。
動画の時点ではまだ元気そうですが…
疲れてしまっているのか、
鳴き声も次第に弱々しくなってきました。
このままでは出て来られないかもしれない…
チビぴよは
孵化のお手伝いに踏み切ることにしました。
ただ一つ問題が…
前回のトラウマが
どうしても頭をよぎってしまい
チビぴよの手が震える…
小さなうずらの卵を持つ手が
震えてしまうのです。
あれ以来チビぴよは
亡くなったぴよちゃんのことを
「オレが殺したあのこ」と言うようになり
あの時のことを後悔していましたからね💧
孵化のお手伝い…
失敗は許されない…
プレッシャーがかかります💦
それでも、
目の前の命に励まされながら
ピンセットを手に持ち
ヒナが殻を破りやすいように
外側のぶ厚い殻のみをピンセットで
慎重に剥がす。
ヒナと呼吸を合わせながら
少しずつ丁寧に剥がしていきます。
ここで気をつけなくてはならないのは
卵の内側をはしっている太い血管と細い血管。
細い血管は気にしなくても良いのですが
問題は太い血管。
誤って傷つけてしまうと大出血を起こし
ヒナは即死してしまいます。
だからこそ、焦らず丁寧に確認をしながら
殻をとり除く必要があります。
そして待望の瞬間がやってきました✨
身体はまだ濡れていて
思うように動けませんが
どうにかして立ち上がろうと必死です。
転んでも転んでも
必死に起き上がろうとします！
羽が乾き
少しずつ動けるようになってから
ある問題に気がつきました。
この子、片方の足が上手く開かず
歩き辛そうにしています。
翌朝になっても
足を引きづるように動いていました。
エサは食べられても
果たしてこの足で生きていけるのだろうか…
そうこうしているうちに
他の卵にも動きが…
二つ目の卵にもヒビが入り
ハシウチが始まりました。
そしてこの卵のヒナも
かれこれ4時間以上経過しているのに
全くと言っていいほど変化がなく、
自力で出て来る気配がありません。。
ヒナのやる気？が感じられないのです。
この卵もまた
チビぴよの手で孵化させることに。
そして無事二羽目も誕生しました。
羽が乾いた後の二羽です
驚いたことに
最初に生まれた足の不自由なヒナが
二羽目が生まれて
一緒行動するようになったら
普通に歩くようになったのです。
これには本当に驚き、
嬉しい気持ちなりました😊
ヒナたちと戯れるチビぴよ♪
生まれたヒナに名前をつけました。
1日に生まれたヒナにはぴよいち
2日に生まれたヒナにはぴよに
亡くなったぴよちゃんの「ぴよ」と
1番初めに生まれた「ぴよいち」
次に生まれた「ぴよに」
この他にも派生していた
有精卵がありましたが
途中でダメだったようで
中止卵(死卵)になりました。
二羽のヒナの誕生を喜び
成長を楽しみにしているチビぴよ…
しかし、思いもよらない事故を経験します。
6月5日の朝、
ぴよいちが亡くなってしまいました。
朝起きた時は生きていました。
だから普通に寝ているものだと
思っていたのですが
エサを変えようと
飼育ケースに手を入れた時に
ぴよには動いて逃げるのに
ぴよいちはその場でバタついていて動けない…
よく見ると身体(羽毛)が床(ペットシーツ)に
張り付いています。
一体何が起きているの？
原因は床にあった糞です。
状況から見るとその糞の上で眠ってしまい
ぴよいちの喉の羽毛と
床材(ペットシーツ)が糞の乾燥により癒着。
そのため、ぴよいちは身動きが
取れない状態になっていました。
確かにヒナは熟睡したりしますが…
まさか糞でヒナが床材と癒着するなんて…
想像もつかないことが起きてしまいました😭
ここからは大慌てです💦
まず、ぴよにを隔離。
理由はまだぴよいちの緊急事態に
気づかずにいた時、
身動きが取れなくなっている
ぴよいちのことが理解出来ず
ぴよにはいつも通り
「あそぼう♪」とばかりに
ぴよいちの身体に乗ったり、
クチバシでつついてみたり、
足を引っ張ってみたりしている姿を
見かけたからです。
何でもっと早くぴよいちの状態に
気づいてあげられなかったんだろう…😭
ぴよに隔離後、
すぐにぴよいちを
ペットシーツからそっと剥がします。
同じ体制のまま
どのくらい時間が
経ってしまっていたのでしょうか…😢
ぴよいちは這いずり回るように動き
また歩けなくなっていました😭
喉が乾いているだろうとお水をあげ、
時間が経てばまた元通り
元気になってくれると信じていましたが
呼吸が早くなり徐々に体制を保つことが
困難になり衰弱し、
結果ぴよいちは亡くなってしまいました。
無事孵化をし、
心配していた足も治ったのに…
エサもよく食べるいい子だったのに…
こんな理由であっけなく
亡くなってしまうなんて…
無事孵化をしても安心出来ないということが
よくわかりました😭
ぴよいちが亡くなってしまったあとの
ぴよにですが…
生まれた直後に目にした
動くものに反応する
いわゆる「すりこみ」で
ぴよいちのことを
自分の親だと思っていつもぴよいちに
くっついていた ぴよに。
ぴよいちが亡くなったことがわからずに
ぴよいちを探して
大きな声でピィーピィー鳴いて
ぴよいちを探して呼びます。
その姿が
とても切なくて辛くてたまりません😢
ぴよいちの代わりになれるのは
もうチビぴよしかいない。
ここからが
チビぴよの子育て奮闘記の始まりです。
寂しがるぴよにの
お母さん？お父さんになったチビぴよが
寄り添います💛
ぴよにが呼ぶ。
チビぴよが「ぴよに！」と声を掛けると
鳴き止む。
ぴよにが鳴くたびに
声を掛けてあげるチビぴよ。
チビぴよの後を急いで付いて歩く。
チビぴよの姿を見失うと鳴いて呼ぶ。
「ここにいるよ。」と言いながら
そっと手の中に入れてあげる。
徐々に自我が芽生え、
ちょっとだけチビぴよから
離れられるようになる。
それでもやっぱり不安になって鳴く。
羽が生え変わり徐々に
高く飛べるようになり
チビぴよに自慢げにその姿を見せつける。
褒めてあげるとうれしそうに何度も羽ばたく。
チビぴよが寝ると
心配になって瞼をつついたり
おでこを攻撃する！
チビぴよに握られるのが好きで
落ち着くらしく
手の中に入れて欲しいと
手に身体を寄せてせがむ。
そして手の中でウトウトと眠る。。。
チビぴよのお腹の上で遊ぶ。
落ちないようにバランスをとる。
↑こんな風に毎日一緒に過ごしています。
溺愛❤️
4秒動画🤣
羽が少しずつ変化して
身体つきもしっかりして来ました
チビぴよのおててが大好き💕
すぐにウトウト💤
安心しきっています🍀
そしてこれが現在のぴよにです！
うずららしくなって来ました😊✨
明日で生後3週間です。
うずらは生後4週間くらいで成鳥だそうです。
あまえんぼの
ぴよにと優しいチビぴよ。
色々あったけど、
本当に本当に色々あったけど
これからも一緒に仲良く成長してね♡
長々と最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
ではまたね❤️
あっ‼️
今夜はストロベリームーンですね🌕✨
皆さんのところでは見えますか？
ではでは〜💕