こんにちは、アリーシャです。


最近、子どもを育てるのは木を育てるようなものだなと感じています。


私は若い頃、盆栽を育てていたことがありました。部屋の窓際において、小さな木の美しさを堪能していました。


子どもを育てるのは木を育てるようなもの、と感じたとき、私はかつて娘を自分のお気に入りの盆栽のように自分の望む形にしようとしていたのではないか?と過去の自分を反省したくなりました。


そんなことを考えていた時、ちょうど視聴したこのTEDで「子どもたちは盆栽ではなく野の花だ」という言葉に出会い、まさに私の思っていたことだと思いました。


「子どもは盆栽ではない」、というのは娘が17歳となった今ようやく気づけたことで、幼い娘を育てているときは目の前のことに一生懸命で、目の前に飛び出てくる枝があれば切ってしまっていたのです。

そのことでは娘に申し訳なく思っています。


今となっては、子どもの成長するエネルギーを損なうことをしない、というのが何より大切だということがわかります。過度の剪定は木の生命力を奪ってしまいます。



教育に関しての的確な指摘と情熱に溢れた素晴らしいプレゼンだと感じました。教育熱心な親ほど子どもをがんじがらめにしてしまう罠にはまってしまうことをうまく語っています。

私がこのプレゼンで、2つ目に共感したのは人を愛することを子どもに伝える大切さです。

子どもの目を見てじっくり話を聞いてあげること、向き合う時間を作ること、日々そのサポートをすること、そして愛を伝えることは簡単ではありません。愛する力を育てるのは一筋縄ではいかないでしょう。でも
でも、人を信じ愛せる人間でなれば人からも愛され信用されるようになるでしょう。

彼女の言うとおり、親の役目は子どもを管理して名門大学に入れることではありません。
子ども自身が自分自身で将来を決め、輝けるように愛情を注いで、家事をさせ社会で生きていけるようにすることなのです。
娘の大学受験をあと1年に控えた今改めてこのことを自分に言い聞かせています。

これから受験期を迎え、お子さんの成績や合否に心を揺さぶられる思いをする方も多いでしょう。私もその一人です。

そんなときはこのプレゼンの「我が子が有名校に受からなくても世界の終わりではありません」という言葉を思い出したいと思います。

このプレゼンターの著書です。

子どもの育て方ではなく、どうやって大人に育てるか?というタイトルになっているところが面白いですね。

 

 

 

期末テスト前に娘に頼まれて購入したタイマー


1日で勉強した時間の合計をはかるのに役立っています。