こんにちは、アリーシャです。

 
今日の東京はとっても蒸し暑いです。
体感温度は昨日より暑いのでは?というくらい。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
 
コロナでバタバタしているうちに季節は夏になってました。我が家は扇風機を出しました。LDKを1台のエアコンで涼しくするために扇風機で風を送っています。
 
ちなみに愛用の扇風機はこちら。
デザインも美しいのですが、音が本当に静かなところが最高。
あと微風が本当に感じるか感じないか程度のわずかな風なので、真夏は寝るときもこれをつけて寝ています。風があるとエアコンの温度が高めでも涼しく感じます。
 
ご存じの方も多いと思いますが、この扇風機数年前の朝ドラ「半分青い」の主人公が開発した扇風機のモデルとなった商品です。
 
 
話が逸れてしまいすみません!
さて、今日は娘の中学受験時、6年生の夏期講習のクラスの話をしたいと思います。
 
季節講習以外は塾に通わず、予習ナビを自宅で見て勉強していた娘ですが、さすがに算数がヤバくて6年の5月から中学受験に力を入れている個別塾に通い始めました。
 
すると四谷の4月の合不合では54だった算数の偏差値が7月の合不合では61まで上がり、2教科では65になりました。
 
季節講習でお世話になっていた塾にはクラスわけ資料として四谷の模試の結果を見せていました。
 
娘はいつも3~4クラスあるうちの上から二つ目のクラスに入れてもらっていました。
ですが、このバブリーな結果をみた塾の先生が、「夏期講習は1番上のクラスで受けてみませんか?この成績だと選抜基準を満たしています。」と言ってきたのです。
 
1番上のクラスに上がることを目指してきた娘はこれを聞いて大喜びでしたが、不安要素もあるということでその日は返事を保留にしてもらいました。
 
そして、個別の算数の先生にクラスアップについて相談したところ、先生の答えは「否」でした!
 
個別の先生は以前、中学受験の集団塾の講師もやっていた方でその時の経験から娘はクラスアップすべきではない、とハッキリと言ってくれました。
 
その理由は「3割の法則」というものでした!
集団塾の講師は常に受け持ちクラスの生徒の上位3割のレベルに合わせて授業をするようにと言われるそうです。
 
講師が1番怖いのは上位の子が授業が物足りなくて転塾してしまったり、上位の子の親からクレームが来ることらしいです。だからその上位3割の子達に合わせた授業をするそうです。
 
要するにそのクラスの内容を完全に消化できるであろう生徒は上位3割のみだということです。
にわかに成績が上がったばかりの娘は偏差値65以上の猛者ばかりの最上位クラスでは底辺になり、きっと内容が未消化になるでしょうと言われました。
 
これを聞いた私は知らないということは怖いなぁと思いました。
 
そんなこと全然知りませんでした!だったらクラス上がらずに2番目のクラスの上位で標準を固めたら方が絶対良いですよね?
 
と先生に聞くと、そう思いますよウインク、と。
 
あと、最上位クラスは男女とも御三家を目指すような子達が切磋琢磨する場所なので偏差値around60の学校を目指す娘にはオーバースペックということもありました。
 
というわけで、娘は夏期講習はのクラスは上がりませんでした。結果、留まったしたそのクラス内では上位で居続けご機嫌で夏期講習に通うことができ、標準問題を繰り返し演習する余裕を持てました。
 
その結果、9月の合不合では算数単独の偏差値が65という娘史上最高値まで伸ばすことができました。
 
大きな塾だとクラスわけは模試の成績で自動的に割り振られることが多いと思いますが、塾のクラスを上げることが成績アップに結びつくとは限らない、という話です。ちなみに、娘は二学期以降さらに成績はあがりましたが、このときの経験から最後の冬期講習でもクラスアップはしませんでした。
 
塾のクラス分けで一喜一憂してしまうことも多いと思いますが、クラスアップすることで勉強に関するストレスが増大する可能性もあります。
まずは今居るクラスで、上位をキープすることが塾の授業や課題を最大限生かす方法だと言えるのではないでしょうか。