夏休みに入ってから娘の個人面談がありました。
保護者会と入学式でお見かけしたものの、中学の担任の先生と個人的にお話しするのは初めてでなんだかドキドキでした。
通知表には、成績も生活態度も良くこのまま頑張って欲しい的なことを書かれていたので、娘は「きっと先生褒めてくれるよー❗️」と能天気な様子。
何か先生に聞いておいて欲しいことある?と娘に確認したら
「あー、夏休みの大量の課題、どうやって進めたら終わりますか?って聞いておいて!」
なんて感じでした。
そこは今日までの夏休みの最初の10日間であなたが宿題をほとんどやってないことが問題でしょ?先生に聞くべに問題ではないのに、と思いましたね。
塾でも小学校の面談でもいつも貴重な機会なので行く前に話したいことのリストを作ってきた私ですが、今回は何を聞いたら良いのか混乱していました。
娘の私立中生活に問題がないわけではないのですが、多くは娘から先生には話さないでと言われているので話せず、とりあえずは、目下の課題である部活と勉強の両立についてご意見を聞こうと面談に向かいました。
中学生ともなると勉強も基本自分でやるしかないと思いますし、苦手教科が担任の教科ではない場合、そこを相談しても仕方ないし、 と思っていました。
受験期の個別塾の面談はいつも聞きたいこと相談したいことが一杯あって1時間でも話し足りないくらいだったのに、状況が変わると変わるものですね。
さて、面談はどうだったかというと、先生とは話が弾んであっという間に終わりました。むしろ、時間が足りないくらいでした。
学校での娘はやはり、あまり競争心もなく、穏やかな感じで、お友達とは楽しそうに過ごしているそうです。
他人の話を目を見てしっかりと話を聞くことができているそうで、そこが良いですねと褒められました。
先生の経験から、部活で忙しくて家庭学習時間がそれほど多くなくても成績が上位の子は授業をしっかり聞いている、ポイントを押さえた勉強ができていると感じるそうです。
成績が上がりにくい子は何をやれば良いのかとっちらかっていて、勉強すべきポイントがずれていることがあるそうです。
娘は今のところ前者タイプにあてはまっているように見えるそうですが、学習習慣はくれぐれもなくさないように気をつけてください!と釘を刺されました。
結局勉強はコツコツやるしかないんです、と。
やはり他人の目からみた我が子の様子を知るのはためになりますね。
なるほど!と思いました。
先生の仰っていたことをまとめると中高生の学習は
①まず授業を集中して聞くこと
②出された課題はその都度消化すること
③英数は毎日少しでも触れる習慣を維持すること
が基本ということです。
まさに、学問に王道はなし、ですね。
高3生を何度か送り出している中高一貫校の先生の言うことはやはり重みがあります。
何を話せば良いかわからない、というのは杞憂でした。
頭の回転が速く、鋭い見識を持つ担任の先生とお話できた時間はとても意義のあるものでした。