見た感想。

記憶が生々しいので長いです

この手のファンタジー系といえば、
まず音楽はどちらかといえば、壮大なオーケストラが奏でるイメージがあるが
のっけから80年代感バリバリのリマールが歌うタイトルソングがガンガン流れる。
エンディングならともかく、オープニングから現代感あふれるサウンドが世界感壊してる感もある。
まぁ、曲自体は好きです。

冒頭、主人公の少年と父親の朝食のシーンから始まるが、母親を亡くし、少年は少しいじけているようだ。それを叱咤激励する父親。

主人公のバックグラウンドを説明する大事なシーンだが、父親が会話をしながら、生卵をミキサーにかけごくごく飲むシーンがなんだかびっくりで頭に入ってこない。
主人公はいじめられっこのようだ。いじめられて逃げ込んだ本屋で出会った本を手にするところから
この物語は始まる。

物語の中では、虚無とやらが世界を覆いつくそうとしている。
岩男とホビット、こびとの3人が力を合わせて世界の女王様の元へ向かうシーンから始まる。
きっと彼らと主人公が仲間として、世界を旅するのかなと思いきや、こいつらはただの端役で、ものの10分ほどでいなくなる。(最後ちょっと出るが)
キーマンっぽく演出するな、ややこしい。

女王様はどうやら病気らしく、治す手立てがない。
世界を救う物語の主人公の少年は、その手立てを探すために選ばれるが、なぜか、ひとりで仲間をつくらず。武器ももたずに、行くよう制限値をかけられる。
その代わり「アウリン」という女王様の代理である証のペンダントをもらう。
このペンダント、蛇が絡まっていてなかなか悪趣味なデザインである。
仕方ないのでアウリンひとつ首にかけ、愛馬とともに、旅に出る少年であった。

主人公は愛馬と行くあてもなく、旅を進める。
途中、悲しみの沼で「悲しみにとりつかれた」愛馬が沼に沈んで息絶える。
馬よ、普通の馬だと思って見ていたが、お前いつからそんな悲しい気持ちでいたんだ。
愛馬に旅立たれた少年のほうが、よっぽど悲しみにとりつかれそうだが、彼は泣きながらも、特に沈むことなく、沼を脱出した。
沼の仕組みがよくわからん。

その後、なんやかんやで、老齢の巨大な亀(ばばぁ)に出会う。
亀ばばぁは、若者アレルギーかなんかでやたらくしゃみをする。
そして鼻の穴がアップになる。でかい。
そして非常にイケズで失礼な対応である。
女王様の代理である証はなんの影響もないようだ。
そんな亀ばばぁであったが、一応ヒントをもらい、次に進む。

ヒントの場所を探しているうちに
嵐かなんかにあい(←忘れた)苦労しているときに、ファルコンという竜と犬を足して2でわった謎の生き物が勝手に飛来してきて、勝手に助ける。
なお、鼻の穴がでかい。
あと、さっき言っていなかったが、
沼に沈んだ馬も鼻の穴がでかかった。
なお、さっきも言ったが、
亀ばばぁも鼻の穴がでかかった。

竜わんこと協力しながら、なんやかんでヒント場所にたどりつき、謎の天の声から「人間のこどもに女王様の名前をつけてもらえ」と指令をもらう。

竜わんことはぐれて
虚無の召使という黒いパンサーみたいなのに出会うが、あっさりやっつけた。
召使がいるので主人もいるのかと思ったが、いなかった。
なお、こいつも鼻の穴が…

最終、人間のこどもというのは
当然、主人公の男の子なのであるが、彼が死んだお母さんの名前を叫ぶことで解決した。
虚無は現実世界の人々が夢を亡くした結果発生したものらしい。
この辺りは、当時は新鮮な設定だったと思われるが
最近は使い古された手法なので、斬新さはなかった。
なお、アウリンはそんなに役に立たなかった気がする。

物語の世界とリンクした主人公は、女王に自分の願いをいうよう伝えられると、竜わんこに乗りたいと願う
竜わんこに乗った主人公は、世界中を旅した後、いじめっこに仕返しするのであった。
おい。ファンタジーの使い方。それでええんかと思ったら やはり原作者のミヒャエル・エンデがこのエンドにぶちぎれたらしい。
そらそうだろうな。と思った。
が、この映画のおかげで原作も売れたのでよしとしたそうだ。なんじゃそら。
最終的に「鼻の穴」が気になる映画であった。

わくわくする少年物語に、しばしば「海底2万マイル」があげれるが、この映画でもやはり登場した。再読してみようと思う。
個人的には「虚無」「名づけ」などがヨーロッパぽいテーマとして気になるところであるが深堀するかは別。以上。