このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。
これまで、浄化の基本的なことについて、『いろはのい』から『いろはのち』までお伝えしてきましたが、
今回は、この"いろはシリーズ"の続きとして、ロウセルフとインナーチャイルドの違いに焦点を当ててお伝えしていきたいと思います。
このブログでは、ロウセルフ(潜在意識を司る番人)のことを、内なる子どもと表現することもありますし、
無視されたりして傷ついているということもお伝えしていますので、
「ロウセルフってインナーチャイルドのことかな?」と思っておられる方がいるかもしれませんが、
このブログでお伝えしているロウセルフはインナーチャイルドではありません。
インナーチャイルドは、"幼少期の傷"とか"傷ついた子ども"などと言われることもありますが、
今生の子どもの時の自分です。
一方、ロウセルフは、データ(創始以来の過去の誰かの体験などの膨大な記憶)を管理してくれている番人で、もうひとりの自分です。
もちろん、ロウセルフは、今生の子どもの時の自分の記憶も管理してくれています。
主宰者ひろによると、映画の中で傷ついて泣いている子どもがインナーチャイルドで、
その映画を上映している映写技師がロウセルフだそうです。
つまり、ロウセルフは、わたしたちミドルセルフ(顕在意識)が持ってきたデータを見せてくれる存在だということです。
このブログでお伝えしている浄化を続けていたら、ロウセルフはわたしたちがデータを見られるように喜んで協力してくれるのですが、
たとえば、昔の映画が再上映される時に、見やすいようにノイズが除去されたりするように、
データをわたしたちミドルセルフが見やすいように磨いたりもしてくれているそうです。
それで、子どもの時には一部分しか見えていなかったのが、全体像が見えてきたりもするそうです。
ここで管理人せんとの体験をシェアしたいと思います。
わたしは子どもの頃、祖父のことを嫌っていました。
「祖父ちゃんはひどい」「祖父ちゃんは怖い」などと、母から聞いていたからです。
また、祖母と母がいつも祖父の文句を言っているのを聞いていたのもあります。
ある時、わたしと弟が家の中で走り回っていたら、祖父から怒られました。
わたしは掃除をしていた母のうしろに隠れました。
そしたら、祖父は自分の部屋に戻って行きました。
祖父がいなくなったあと、母は、「たったこれだけで、わたしたちにそんな風にきつく言わなくてもいいのにね!ひどい!わたしたちは憎まれているんだ!」などと言っていて、
わたしは、「祖父から憎まれているんだ…」と思うようになりました。
それからは、祖父に話しかけられても、ちょっと話を聞いたらさっと別の場所に行ったりしていました。
わたしは大学から1人暮らしをしていましたが、祖父が介護施設に入っても積極的に会いに行ったりはしませんでした。
一度だけ父に言われて会いに行ったくらいです。
その時に、痩せこけた祖父が、お腹から絞り出すような声をだして「せんと~」と言ってきました。
わたしは、わたしが来たことで祖父がそんな反応をすると思っていなかったのでビックリして「なんで?」と思いました。
その数年後に、祖父は亡くなりました。
祖父が亡くなってから、母は「祖父ちゃんのおかげでうちはうまくまわっていた」という内容のことを言うようになりました。
母の言うことが変わったのですが、わたしは、亡くなったから悪くは言えないのだろうくらいに受け止めていました。
それから、大阪でOLをしていた頃からわたしは浄化を始めたのですが、
いろいろあって、2018年に祖父母も一緒に暮らしていた実家に戻ってきました。
それから、少しずつ、わたしが子どもの頃に見ていたのとは180度違う事実を見ることになりました。
祖父のバックアップがあったからこそ、わたしは大学へ行けたこと、
わたしが遊び回っていた時に怒ったのは、わたしが怪我をしないか心配して怒ってくれていたこと、
祖父が嫌われ役をやってくれていたからこそ、嫁姑問題がそんなに酷くはならなかったことなどが見えてきました。
祖父はわたしを憎んでいたのではなく、もっとも家族を愛し守っていてくれたことがわかったのでした。
浄化を続けていたので、ロウセルフがデータの見えていなかった部分を見せてくれたのです。
管理人せんとのように、わたしたちは、母親との結びつきが強いので、母親の記憶の影響を受けやすいですし、
子どもの時には全体が見えなくて勘違いをしていることもあります。
このデータのエラーは、浄化をしていけば、正していくことができます。
気になった方は、浄化をしてみてください。
インナーチャイルドのタイプを診断したりすることがあるかもしれませんが、
ロウセルフとインナーチャイルドを混同して診断をしてしまうと、ロウセルフは嫌がるそうです。
それは、ひろによると、ロウセルフがひとりのアイデンティティーを持っている存在だからだそうです。
「わたしはわたし」というのがしっかりあるので、カテゴリーに入れられるのを嫌うそうです。
ですので、タイプ診断をするならば、インナーチャイルドとロウセルフは違うということをわかったうえでやってみてください。
今回は、ロウセルフとインナーチャイルドの違いについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
ロウセルフは、インナーチャイルドと違って、身体を司っている存在でもあります。
また、ひろによると、ロウセルフの協力なくしては、人生の航海は困難になるそうです。
データを浄化してエラーを正すにしても、ハイセルフ(超意識)とつながるにしても、ロウセルフの協力は必要不可欠だからです。
ロウセルフはもうひとりの自分であり、人生の相棒でもあります。
気になった方は、ロウセルフに意識を向けるようにしてみてください。
そして、浄化もしてみてくださいね🎶
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



