
このブログに会いにきてくださり、ありがとうございます。
みなさんは、なあなあにしていることありませんか?
今回は、明確にせずなあなあにしてしまうことに焦点を当ててお伝えしていきたいと思います。
最初に管理人せんとのご近所さんから聞いたお話をシェアしたいと思います。
あるおばあちゃんが、元々は長屋に住んでいたそうですが、40代の頃、火の不始末で火事を起こしてしまったそうです。
長屋の人たちから非難され、それが辛くて親戚に毎晩のように愚痴を言っていたら、
2人の親戚がお金を貸すから別のところに住めと言ってくれて、自分の貯金とその借りたお金を頭金にして、離れた別地区に小さな家を建てたそうです。
親戚に1人100万円ずつ借りて、合計200万円の借金をしたわけですが…
当時は、食べ盛りの男の子を2人抱えていて、しかも旦那さんはうつになっていたので、家のローン返済だけで精一杯だったそうで…80歳を過ぎたいまも借金を返せていないそうです。
お金を貸してくれた親戚はどちらも農家だそうですが、収穫期などの繁忙期には、毎年作業の加勢を頼まれていたそうです。
おばあちゃんは、お金を借りていることもあり、無理してでも手伝いに行っていたそうです。
「お金は返せないけど、仁義をして返すんだ」と言いながら。
けれど、おばあちゃんは、親戚にお手伝いをして借りたお金を返していくという話し合いはしていなかったそうです。
そしたら、最近、親戚が高齢になってお金に困り出して、「あの時のお金を返してほしい」と言ってきたそうです。
「年金暮らしで返せない」と言ったら、「息子に頼めばいいじゃないか」と言われたそうです。
おばあちゃんは、親戚からお金を借りているということもあり、なあなあにしていました。
手伝いに行く時も、自分で勝手に仁義を尽くせば借金をチャラにしてもらえると思い込んでいたのです。
また、自分が死んでしまえば、チャラになるとも思っていたようです。
ところが、貸した側は手伝いは手伝い、借金は借金と分けていたのです。
明確にせず、なあなあにしていたせいで、長年かなりの労力を費やしたにも関わらず、借金は1円も減っていませんでした。

もし、おばあちゃんが親戚ときちんと話し合って、「手伝いの分は、借金返済にあてたい」と申し出をしていれば、親戚も了承してくれていたかもしれません。
そしたら、手伝った分、借金の額は減っていたでしょう。
明確にすることなく、なあなあにしてきてしまったせいで、息子の代に引き継いでしまいました。
管理人せんとは、他にもこんな話を聞いたことがあります。
バリバリ働いているのは40代半ばの男性で、そのお母さんが経理を担当している畜産農家のお話です。
お母さんは、息子さんはバリバリ働いているにも関わらず、「この子のことは育て損なった。ダメな子だから自分が一生面倒見なきゃ」と言っているそうです。
そして、いつも「自分とお父さんの年金も経営のお金に入れてるけど、経費がかかってお金が大変だ!」とも言っているそうです。
けれど、バリバリ働いている息子さんには、お給料を渡していないので、そこまで大変なはずはありません。
息子さんには飲みに行く時にだけ、お小遣いを多めに渡していて…
息子さんが、ある友人らの集まりの時に、「お小遣いを溜めて母親に母の日のプレゼントをした」と言っていて、みんなが「・・・」となっていたそうです。
息子さんはお金のことを考えるのが面倒で、お母さんに任せっきりにしているのかもしれません。
そうやってずっとお金のことをなあなあにしているせいで、「お金が大変だ」というデータ(創始以来の誰かの体験)の中にいます。
お金のことを明確にしていけば、自分のお給料はきちんと出るかもしれませんし、ちゃんとした経営計画も立てられるはずです。
親子、親戚、友人関係、長年一緒に働いている仕事仲間など近しい間柄の中では、大事なことをなあなあにしてしまいがちです。
主宰者ひろによると、なあなあにしていることはエンドレスになってしまうそうです。
明確ではないので、なんとなくで、そのデータをずーっと続けてしまえるのです。
そして、最初の例のおばあちゃんのように「仁義をしたら借金はチャラにしてもらえる」という想念があると…
つながっているアカコードに血液のようにその想念が流れ込んでいくそうです。
その血液はどろどろでかたまってしまうので、アカコード(しがらみ)を切るのが難しくなってしまうそうです。
なあなあにしていることは、第三者から見たらおかしくても、その関係の中では当たり前になっていることが多いので、自分ではなあなあにしているかどうか気付くことのは難しいです。
できるだけ、自分の内側に意識を向けて、自分の中から出てくる記憶や感情や思考などのデータをセルフヒーリング(浄化)していくのです。
人間ですので忘れることもありますから、四六時中実践するのは難しいですが、できるだけ、瞬間瞬間やっていくようにしましょう。
忘れても自分を責めずに、思い出したらまたセルフヒーリング(浄化)をしていくようにします。
このようにセルフヒーリング(浄化)を継続していけば、なあなあにしていることに気付くかもしれませんし、なあなあにしていることを明確にせざるを得ない状況になるかもしれません。
なあなあをやめると、アカコードも切れて、お互いに自由になることができます。

今回は、なあなあにしてしまうことについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
管理人せんとは、よくなあなあにしている話を聞くので、わたしのデータなのだなと思ってセルフヒーリング(浄化)しています。
わたしの場合、父はすべて話さなくてもわかってくれるという気持ちがどこかにあって…すべてを明確に伝えずに済ませることがありました。
それで痛い目にあって、「ちゃんと話しておけばよかった!」と何度も後悔しました。
その経験から、"親しき仲ほど明確に"していくことが大切だなと痛感したので、今では父と大事な話をする時には、レジメを作成しています。
みなさんもセルフヒーリング(浄化)をしつつ、明確にするようにしてみてください🎶
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。