航空魚雷の使い方 | WarBirds Japan スタッフブログ

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九七艦攻

航空魚雷による雷撃は、着水後、水面直下を推進し、敵艦の水面下に大穴を空ける、必殺の対艦攻撃手段です。もちろん、WarBirds でも使うことができます。搭載可能な機種は次の通り:

  • B5N2 九七式 九七式艦上攻撃機 一二型
  • G4M1 一式陸上攻撃機 一一型
  • G4M2 一式陸上攻撃機 二二型
  • He 111-H3 (※ 2本搭載可能)
  • Ju 87D シュトゥーカ (スツーカ)
  • Ju 88A-4 (※ 2本搭載可能)
  • TBD-1 デヴァステイター

基本的な使い方としては、水面スレスレを飛行して敵艦に接近し、充分に近づいてから投下すればOKですが、いくつかポイントがありますので解説させて頂きます。

敵艦への接近

WarBirds においては、敵艦の対空砲火は極めて強力です。これは史実でもその通りであり、そのあまりの危険性から、「雷撃をニ度やったものは居ない」とすら言われていました。

重い魚雷を抱いたまま、低空を低空でまっすぐに突っ込めば、ほとんど確実に魚雷投下前に撃墜されてしまうでしょう。

そこで、まずは速度を付けることが大切です。少し高めの高度から接近し、敵艦にある程度近付いたら、緩降下して速度を稼ぐと良いでしょう。ただし、あまりに速度が速くなりすぎると操縦困難になりますので、速度過多にも気を付けて下さい。

魚雷は、速すぎる速度で着水すると、着水時の衝撃で壊れてしまいます。史実では、魚雷の機種により投下時の制限速度および制限高度が異なっていましたが、WarBirds においては、機種を問わず 約 590 km/h (370 マイル/時) に統一されています。この速度を超えることはほとんど無いはずですので、魚雷の着水制限速度についてはあまり気にする必要はないでしょう。また、投下高度には制限はありませんが、高すぎる高度から投下すると、落下中の加速で制限速度を超えてしまう場合がありますし、そもそも照準が困難で命中は期待できません。

そして、接近経路は、直線的な接近は避け、大きくゆるやかに蛇行しながら接近すると良いでしょう。少しづつでも旋回しながら接近すると、対空砲にとっては狙いにくいものです。

敵艦への接近

なお、大げさに旋回する必要はありません。大げさな旋回は速度を殺し、照準するのも難しくなりますので、むしろ逆効果です。

投下は、なるべく至近距離で投下することが有効です。WarBirds の敵艦は魚雷回避能力が高いですので、遠くから投下してもほとんど回避されてしまいます。なお、投下時にある程度機体が傾いていても投下および着水には支障ありませんので、被弾率を下げるには、投下直前まで緩旋回を続けると良いでしょう。

魚雷が命中

AI僚機の有効活用

WarBirds のオンラインゲームでは、爆撃機・攻撃機にはプレイヤー機1機につき、1~2機 (※ 数はアリーナ設定により異なる) のAI僚機を随伴させることが可能です。AI僚機は、プレイヤー機と編隊を組んで飛行し、プレイヤー機が爆弾や魚雷を投下したら、AI機も同時に爆弾や魚雷を投下します。

[Ctrl]+[F12] を押すと、AI僚機に対して指示を出すためのメニューが開きます。このメニューから、編隊型および距離を調節しておくと、AI機の魚雷の命中率を高めるために有効です。例えば、トレイル編隊 (プレイヤー機を先頭に一直線に並ぶ)・距離30フィートに設定するのが一つのやり方です。

AI僚機は、プレイヤー機が急旋回してしまうとうまく追従することができません。AI僚機が編隊を崩さないためにも、敵艦への接近時、対空砲回避のための蛇行は、緩やかに行なうことが大切です。

また、AI僚機は、水面スレスレで飛ぶことができません。プレイヤー機が水面スレスレを飛んでいる場合、AI僚機はやや高い高度を追従してきます。よって、AI僚機が投下した魚雷の着水位置は、プレイヤー機の魚雷に比べて前寄りになる傾向があります。つまり、投下時にあまりに敵艦に接近し過ぎていると、AI僚機が投下した魚雷は、敵艦を飛び越えて着水してしまう場合がありますのでご注意下さい。

AI僚機に「爆撃せよ」命令を出すと、AI僚機は編隊から離脱し、独自に目標を攻撃します。ただし、AI僚機がどの目標を攻撃するかについては、指示はできず、AI僚機の判断に任せることになります。