そろそろいつ産まれてもおかしくないという時期にさしかかったある日

産院より

「陣痛の痛みの感覚が5~7分間隔になるか痛みに耐えられないくらい強くなったら連絡をして来てください」

と言われていたのですが

深夜2時とかそのくらいの時間だったと思います

どうやら少し前から陣痛がきていたようで

「ちょっと我慢できないくらい痛くなってきた・・・」

と妻に起こされました

早速産院に連絡をし車で行くとそのまま分娩室へ

入るや否や

「なんでここまで我慢したんですか・・・」

と呆れられてしまいました

どうやら大分子宮口が開いていたらしく

妻は無理して痛みに耐えていたようで

もっと早く産院に向かって大丈夫だったようです

「なんか耐えられるかなと思ってつい・・・」

とのことでしたが

まぁ初産じゃそんなの分かんないですよね・・・

分娩室では持参したDVDを見てて良いとのことで

妻が持参した「耳をすませば」のDVDが流れる中

無痛分娩の準備も完了

痛みが強くなったら自分でボタンを押して麻酔を注入しつつ

夫婦で陣痛の痛みが分かる機械をひたすら眺めていました
(痛みが来ると数値が上がり音がピーピーなっていたと記憶しています)

数値が上がる度別室からスタッフの方が確認しにやってきて

数値が下がるとそのまま帰っていくということをひたすら繰り返すこと数時間
(はっきりと記録していないのですが多分7・8時間くらい?)

「うんそろそろ準備しましょう」

と言われ本格的に出産の準備が始まりました

あれよあれよと人が増えてきて

妻はスタッフの方に指導されながら陣痛に合わせていきみ始めましたが

あれ?

という顔をしています

どうしたんだ?

と思って見ていたら

「なんか・・・

感覚が無くて

いきめてるのかよく分からない・・・」


と困惑の表情

どうやら無痛分娩の麻酔の影響で体の感覚が無くなっているようで

いきめているのか自分で分からないとのことでした

そんなことってあるんだ!?

とただただ驚いたことを覚えています


続きます