当時の職場ですが、そこそこ大きな地元ではある程度有名な企業で

(規模感で言うと同期が200~300名くらいな感じです)

そこで営業をやっていました(飛び込みもあります)

 

古くからある会社だけあって体質は昭和かな?と思うことが多かったです

 

まず朝ですが、定時は9時でしたが9時には仕事を開始していなくてはならず、営業は外回りに行かなくてはなりません

(9時を過ぎて会社にいると上司からぶち切れられます)

 

そして会社の門が開くのが8時です

 

朝の準備に時間がかかることや、例え電車の遅延があろうとも遅れることは許されない為多少遅れても大丈夫なように皆7:30には会社の最寄り駅に着いていました

 

朝各々カフェやコンビニのイートイン、ファーストフード店で朝食を済ませ7:50くらいに門の前にぞろぞろと集まり始め8時から仕事を開始します

 

私は電車通勤で大体1時間だったので家を6:30頃に出ていました

 

そして営業に関しては8:30に朝礼があるのでそれに参加し

 

ホワイトボードにその日の目標数値を記入してから9時に外回りに出ます

 

お客様との約束があればそれをこなし、約束が無ければ飛び込みで新規開拓の営業をします

 

お昼は12時に一度帰社します

 

お昼休み?

 

はっはっはご冗談を

 

そんなものはありません

 

午前中の商談のまとめや書類等整理していると約1時間が経過します

 

13時には外回りに出ていないと上司に(略)

 

一応会社に食堂があったので、急いで書類をまとめ、余った10分でお昼ご飯をかき込みますが、時間が足りず食べずに出ることも多かったです

(そういう時は衛生上は本当はダメらしいですがあまりに可哀想と食堂のおばちゃんがおにぎりを握っておいてくれて、夕方食べることも)

 

新人なんかはまとめるのに時間がかかるためほぼ毎日お昼を食べられない感じでしたね

 

そして16時に帰社し、午後分の書類をまとめた後営業は18時から会議があり(大体足りていない数字について詰められます)、その後稟議の作成等で会社の門が閉まる20時までお仕事という感じです

 

終業の定時は17時ですがそんなものあって無いようなもんでした

 

仕事があろうと無かろうと20時です

自分の仕事が無い日もたまにありますが、そういう時は上司や同僚の稟議作成を手伝ったりしつつ20時を待ちます

所謂付き合い残業というやつですね

(とはいえ基本的には仕事は終わらず20時でも時間が足りないという感じでしたが)

 

朝も夕方も定時外に朝礼と会議があるところに何か強い意志を感じます(?)

 

なので帰宅は毎日21時頃でした

 

ちなみにタイムカードですが、朝は定時で夕方は1時間まで残業をつけて良かったので18時前後に打刻します

 

それ以外は全てサービスです

 

また有給休暇ですが、基本冠婚葬祭もしくは病気以外は取れません

そして取ったとしても「連休は不公平だから」という謎理論で月曜日と金曜日は取ることを許されませんでした(流石にインフルの時等は休めましたけど)

 

土日祝はお休みでしたが、お客様との接待(飲みやらゴルフやら)や地域の行事があると手伝いとして参加する為不在となることも多かったです

 

もちろん育休を取っている男性社員なんてものは存在しておりません

 

ざっと書きましたが、そんな会社だったのでまぁ妻の育児が基本ワンオペになることは想像に難くなく、不安を抱くのも無理は無かったと思います

 

私自身はお客様と会話したり商談すること自体は割と性に合っていて

 

営業成績も基本上位3割には常に入っていて年間表彰も受けたことがあります

(成績上位20位以内に入ると表彰される制度がありました)

 

お陰様で上司の推薦のもと、本部にて開催されている「未来の役員候補である若手役職に対する勉強会」にも参加していました

(ちなみに土曜日隔週開催で丸一日でした)

 

年収はというと退職した年で約650万くらいだったかと記憶しておりますが

ただ企業年金やら社員旅行費やら互助会的なので引かれるため

手取りとしては25万くらいだったと思います

 

ただ営業自体は好きでしたが、ノルマに対するプレッシャーも強く

定期的に本部で全営業を集めた会議があったのですが、成績が悪いとそこで居残りになり役員から詰められたりします

 

更に成績が悪い人には本部から指導職員が一日同行訪問してきたりします

(もちろん夕方ばちぼこにダメだしされるので泣いてしまう職員も多いです)

 

パワハラなんかも当たり前のように存在しておりました

 

当時の上司はパワハラで有名な人で

(別部署の話したこと無い人にすら「今度の上司あの人なんでしょ・・・可哀想に・・・」と哀れられるレベル)

私も後輩も悔しい思いを沢山しておりました

 

そんなこんなで大分精神的にも疲れており、妻のこともあるので、まぁ選択としては転職一択だったのでした