カカロニが、カカロニとして世に出たきっかけは間違いなくゴッドタンという番組の(という番組なんて書き方するのも失礼なくらいビッグ深夜番組ですが)

『この若手知ってんのか?』

という企画です。



カカロニのすがや個人が世に出たきっかけは

ロシアワールドカップという大会の

『セネガルー日本』

なのですが、これはハプニングであり、出てる番組も情報系だったので売れる可能性を大きく感じることはなく

芸人として売れるチャンスだという感覚はゴッドタンで初めて感じました。




ちなみに上記の件が気になる方

某動画サイトで

『ワールドカップ ヘディング』

で、検索すると

一番最初に僕のハプニング動画が出てきます


ジダンとか大迫選手より先にすがやです。




そんなわけで僕たちのチャンスのきっかけが『この若手知ってんのか』

なんですが、僕はレッドブルを3本飲んで本番に臨みました。


過去に試しに飲んだらすごくネタに集中できたことがあって以来、新ネタや賞レースの前は飲まないと不安になってしまうので、必ず飲むようにしているのですが、緊張のあまり


「まだ緊張してる!レッドブルが足りない!!」


と追いブルを重ねてしまいそんなことになってしまったのです。


皆さんは決して真似しないでください。


常用者の僕でも過度に飲み過ぎると体調悪くなります。



そして、本番。


打ち合わせしたスタッフさんもそうなる可能性があると言っていましたが


全く台本通りになりません。



打ち合わせでは色んなエピソードを用意しましたが、そんな流れにならず、ひとりさんとおぎやはぎさんの質問攻め。

台本の3行目くらいで脱線してたような気がします。



しかしこれは栗谷さんがウケている証。


僕の仕事は栗谷さんの人となりの説明をすることですが、十二分に伝わっていたので特に何かをねじ込む必要もないと感じました。




そしてあるタイミングで無駄な緊張が解けて、ブワッと視野が広がりました。

左側にいる佐久間Pさん、正面のおぎやはぎさん・劇団ひとりさん、右のさらば青春の光さん・朝日奈央さんが笑ってる顔が一気に全部見えたのです。




人生でも初めての感覚でした。

漫画とかアスリートの話で聞いたことがある極限の集中状態。ゾーン。




そして、周りがスローモーションになっていき、



僕は






ゆっくりみんなを見てました。





黙ってました。





極限の集中状態で周りを見て何がベストか考えた結果、しゃべりませんでした。





人生で初めてゾーンに入ってキレキレの脳みそで解いたお笑い問題は


喋るか否かの

二択でした。


キレもったいな。



ちなみに僕はオンエアで三言しか喋ってないことになってますが


現場では、本当に三言しか喋ってません。



レッドブル一本につき一言でした。



コスパも悪いな。




余談ですがゴッドタン後の主な栗谷さんピン出演番組と

ヘディング後のすがやの主なピン出演番組を見比べてみるとこんな感じになります。



栗谷

ネタパレ

おもしろ荘

水曜日のダウンタウン

ドッキリGP


すがや

ノンストップ

バイキング

スッキリ

zip

グッドモーニングニュース

ワイドスクランブル



いや俺、犯罪者の出方じゃん


コンビの片方だけ売れて、相方は道踏み外したんか?




僕から以上。あったかくして寝ろよー