朝からビーチに行って、ボールを蹴る。ナタールでの1日の流れです。
ギリシャの応援はなぜがブラバンで甲子園っぽい。
試合が終わると、放心。
この日は現地の人とずっとリフティングしてました。
だいたいこんな感じでFacebookで写真送ってくれます。
SNSって本当便利。
ゴール付きのビーチサッカーならまだブラジル人と戦えるんですが
ことリフティングに関しては手も足も出ない。
そもそも僕はリフティングがバチくそに下手なんですが
5人くらいでボールを落とさないようにやる、バレーのラリーみたいなやつで
僕が蹴るライナー性のパスや、胸に一直線みたいなボールも
彼らは平気でトラップして返してくる。
胸トラップ、肩トラップ、頭トラップ、もも、お尻など
全身どこに来ても止めることができる。
日本人で彼らよりフットバレーが上手い人はそうそういないんじゃないかと思う。
ちなみに、彼らより上手いブラジル人もビーチには見当たらなかった。圧倒的だった。
ビーチ最ウマ。
そんなこんなで、ナタールのW杯スタジアム、アレーナ・ドゥナスへ。
ウカスカジーと椎名林檎を大音量で流しながらタクシーで向かう。
そのままスタジアム入ろうと思ったら
日本人とギリシャ人がスタジアム脇の芝生でボールを蹴ってたので混ぜてもらった。
終わってから気づいたけどこの人ウカスカジーのGAKUさんだ。
さっきまで聴いてた歌を歌ってる人とボールを蹴れるのなんてすごいことだけど
僕は一切気づかずに
ダイレクトパスを5本つないでゴールを決めたことを呑気によろこんでました。
そしてスタジアムへ。
スタジアム前の大型スクリーンでは
イングランドーウルグアイが。
いろんな国の人がスアレスのゴールで大騒ぎ。
そんな熱狂と絶望を映しだすスクリーンの横では
なんの仕事してんのかわかんないけど、パスをつけたおじさんと
セクシーなおねぇさんが踊ってました。
一般客は2階立ち入り禁止で
関係者がエロいねぇちゃんと踊ってるのを見せつけて
もう、今大会1番趣旨がわからん。
そしてスクリーンでウルグアイの勝利を見届けたサポーターが続々とスタジアムへ。
と、絶対合格のハチマキをニコニコと見せてくるブラジル人に言うことはできませんでした。
ちなみにブラジル人は私服でもサッカーのユニフォームを着てる人が多くてグランパスやアントラーズ、ジュビロなんかも見つけたんだけど
そんなこんなでスタジアムへ。
ちなみにこれツイッターに上がってたやつなんだけど
ピッチサイドのプロのカメラマンさんが撮ってくれたやつ。
この調子でテレビにも映りまくりたい。
この調子でテレビにも映りまくりたい。
ミーハーなのです。
そんな気持ちで試合開始を迎える。
不思議なもので地球の裏側まで来ると
君が代が胸に響くんです。歌にも心がこもります。
ギリシャの応援はなぜがブラバンで甲子園っぽい。
そして人数が少ない。
ブラジル人は今日も日本びいき。
ちなみにビーチ歩いてると
だいたいブラジル人がジャポーンって話しかけて来るんだけど
ドス、ゼロ!!
って2-0日本の勝利を予想してる人が多かった。
しかし結果は承知の通り。
スタンドで観てた僕は皆さんと違い、俯瞰で観れてないし
冷静さも欠けてるので、内容的な話は控えさせていただきます。
なんもやる気おきない。
誰とも話したくない。
1人ホテルまで歩く。
思ったより遠くて1時間半くらい歩いてしまった。
ホテル前のピザ屋でビールとピザをかっくらって、余ったピザをテイクアウト。
23時半を回っていた。
ホテルまでのほんの5分くらいの道で、
子供達に絡まれる。
お金が欲しいとせがまれる。
こういう時は要求されたものを素直に渡せと、日本にいる時からあらゆる場所で聞いてました。
ただピザを買ってしまい本当にお金がない。
試しにピザを1人1切れ、計3切れあげてみた。
ジャポン!!ジャポン!!とすごく喜んで帰って行った。
かわいい奴らだ。
少し元気になった。
ただ、これが大人だったら本当に危なかったので明日からは夜は出歩かないこと、タクシーで移動することを決意。
そんなこんなでコートジボワール戦よりは悲壮感のない状態で眠りにつきましたとさ。
ちなみに
僕はコートジボワールはギリシャに9割がた勝つと思ってます。
そりゃギリシャが勝ってくれるにこしたことはないですが。
そうやって考えるとコロンビア戦がザックジャパンのラストゲーム。
最後に解き放たれて躍動するザックジャパンがみたいです。
僕から以上。あったかくして寝ろよー