心の処方箋  天界の約束 | 心の処方箋

心の処方箋

日々、笑っていられますように…。なぜ私は生まれたの。何の為に…。

同じ時おなじ時間に、それぞれの時が流れる。

大切な時間の使い方を、、。

人は、人になるために生まれてきた、、。

そして、あなたは今、、、?

新やんちゃ姫の旅話~天界の約束

第三話 きつねのおでん屋

                    

                        ここは、天界と呼ばれる場所、空には見廻りの竜神たちが

                       澄み切った春の青空を忙しげに飛び回っている。

                        無事、入学を済ませ、初日から大事件が発生してしまった、、

                       桜たち三人は、下校の途中、様々な、自分たちの心の声が、

                       ぽかぽかの春の日差しのなかに、こだましていることにも気づかず、

                       首を傾げながら、とぼとぼと歩いていた。

                       

         まあくんの心の声  「試験日まで、日にち無し、知識少し、実、伴わず、前日断食。

                       筆記試験はなんとかヤマカンでいけてもなぁアセアセ実技がなぁアセアセアセアセ俺だけ

                       もしも落ちたりしたら、一生十字架桜にバカにされるしギザギザ下僕じゃん、、、、!!

                       やはりあほである!

 

         石ちゃんの心の声 「やはり100点は難しかろうガーンしかしながら、この私が100点取れないなどということは、

                      ありえない!許されることでは無い!!。 本気を出すしかあるまい、、、グッ

                      相変わらずのナルシストであるキラキラ

 

   桜は大きな声で叫んでいる 「筆記試験も、キラキラ実技試験もキラキラ問題なーい!!

                      でもなんで断食ムカムカ!なんでごはん抜きムカムカ

                      無理ムカムカやだムカムカ絶対無理ガーンお腹すくアセアセアセアセアセアセご飯は無理~ムカムカ馬鹿~もやもやもやもやもやもや

                      ってそっちー!?そこなんだ!?笑い泣き

                 

                      なんとも、ばらばらな三人なのである星

                      ぷらぷら歩いているうちに何となく

                      まずはきつねのおでん屋に、寄り道して

                      作戦会議をすることになった!!

 

                 天界の夕日が沈む夕焼けの時、西の空にひかりの輪が出現する。

 

                 その手前に小さな赤い鳥居が建っている。

 

                 桜たち三人は並んで一礼をして、鳥居をくぐると、

          

                 小さな祠の脇は大きな太鼓がひとつある。

 

          まあくんがいつも係で、ドンッとひとつ叩くと、西の空に出たひかりの輪が開いた。

 

          「まあくん、、、はやく、、ルンルンうずまき」「石ちゃんも、、、うずまきルンルン」三人は小走りで光の中に入り込んだ。拍手

  

 

           つづく、、、。

 

 きつねのいりぐちだにやあしあとラブラブ