アナザー・ミラクル! | 笑ねこ

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小さな命を幸せへと繋げたい…の願いを込めて

こんばんは、笑ねこです😸

 

今日は、たくさんの優しさが繋いだ命、「ミラクル仔猫」のお話です猫

 

 

 

  アナザー・ミラクル!

 

 

保護猫のボランティアをしていると、

ひょっとして「猫神さま」っているんじゃないかな?

と思う不思議な出来事に出会うことがある。

「たまたま偶然に」が重なってネコの命が助かったりすることは

決して珍しくはない。

 

個人的なことになるが、

私には保護猫のいろはを教えてくれたお師匠さんがいる。

日々何十匹ものネコの世話に明け暮れている彼女は恐ろしいほど多忙なはずなのに、

ネコの相談にはいつも丁寧に答えてくれる。

いったい全体どうやったらそこまでネコにコミットできるのか。

いまだに驚きを持って彼女に接している。

 

さて、そのお師匠さんが数年前、

譲渡会に向かう高速道路上で防音壁にしがみついている仔猫を発見し、

いろんな人の協力を得てレスキューしてしまう話を聞いた。

 

ドラマチックな展開に度肝を抜かれたが、

私以外にもびっくり仰天した人は沢山いた模様で、

その後、事の顛末がネットの記事になっている。

手に汗握るエピソードなので、興味のある方はぜひ見に行ってもらいたい。

 

 

高速道路の壁に子猫 奇跡的に救出、「みらくる」と名づけられる

 

 

 

この「みらくる」、お師匠さんのおかげで

いまは里親様のところで幸せに暮らしているのでご安心を。

 

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さて、この驚きのエピソードから数年後、2022年6月13日。

「笑ねこ」代表のもとに一匹のネコが到着する。

 

戸田市と東京の間を流れる荒川にかかる戸田橋の

中央分離帯で仔猫が鳴いていて、

通りがかりのドライバーが保護したというのである。

 

戸田橋(国道17号)は幅員21メートルの大きな道路。

いったいぜんたいどうやって仔猫がそこまでたどり着いたというのか?

そのドライバー、Мさんはたまたま信号待ちで停車中に窓を開けていたので

何かの鳴き声に気が付いた。

鳴き声の方向に車を寄せてみると中央分離帯で鳴き続ける仔猫がいたという。

心優しきМさんは車を降りて仔猫を保護し、家に連れ帰ってくれた。

 

しかし、Мさんはドッグオーナーで自宅はネコNG。

さてどうしたものかと、

飼い犬のお散歩中にお散歩仲間のドッグカフェオーナーの奥さんに相談。

 

奥さんは以前に保護猫の依頼で知り合いになった友人と「笑ねこ」代表に連絡をとり、

戸田橋の仔猫はその夜遅くに代表の元へ。

しかし代表が仔猫を観察しているとどうも足がへんな具合だ。

翌朝、病院に連れて行くと、果たして仔猫は後ろ脚を骨折していた。

 

 

 

 

大きな道路の中央分離帯で脚を骨折した仔猫が鳴いているなんて。

とうてい仔猫が自分で移動したとは思えず、かといって母猫が運んだとも考えにくい。

さては鬼のような人間により車から投げ捨てられたか。

 

脚が折れていたのが幸いしたのか、仔猫は道路にはい出ていくことはなかった。

 

仔猫よ!

よくぞ車に轢かれずに生き残ってくれた。

よくぞ誰かが気づくまで鳴き続けてくれた。

えらいぞ!本当にえらいぞ!

そして、おまえ、相当に運が強いぞ!

 

私がこの仔猫の話を聞いたときに脳裏によぎったのは、前述した「みらくる」くん。

「みらくる」くんもすごかったが、この戸田橋の仔猫もミラクルではあるまいか。

 

アナザー・ミラクル!

 

 

猫神さまのお導きか、

戸田橋からいろんな人の手を経て保護されたミラクルな仔猫。

その名は「しん」。

いまではギプスもとれて元気に走り回っている。

あとは、ずっとのおうちを見つけるだけだ。

 

 

 

 

 

 

 

詳しい里親募集情報は担当により数日中にアップ予定。

 

ぜひミラクルな仔猫「しんチャン」の情報を見に来てほしい。

 

 

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譲渡までの流れ等は、こちらをご覧ください。

         下矢印

 

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