長男が中学2年の冬、ODを発症しました
当時を思い出して記録します。
診断を受けた後、この病気についてすぐネットで検索してみました。
すると、小学生〜高校生くらいの思春期に多い病気のようで、お医者様が書かれている記事や、
お子さんが同じ病気を持つ親御さんが書かれたブログなど、
たくさん症状について知ることができました。
起立性調節障害は、自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくできなくなる病気。
起立時に、身体や脳への血流が低下し
たちくらみ、めまい、動悸が起こったり
起床時もなかなか体を起こすことが出来ません。
だるさ、食欲不振、頭痛、腹痛など症状は様々です
中学生では10人に1人発症すると言われている病気なのだそう。
こんなに多くの子がかかってしまう疾患なのに、私は恥ずかしながら、全くこの病気について知りませんでした。
『朝起きられない病気』
『さぼり、怠け癖ではありません』
そんなふうに書かれている記事もありました。
確かに長男は以前から、なかなか朝は起きられないようになっていました。
でもなんとなく、この時のわたしには、
全く違う病気を言ってるような気がして。
本当にこの病気が、長男の病気なのかな?と
調べれば調べるほど、不安になりました。
長男は、発症してから数日は、ベッドから動くことが出来ず、
朝どころか、一日中寝たきり状態だったからです。手足に力が入らなくて立つ事も出来ません。
そして強い胸痛が続いていましたが、
ネットでは胸痛が酷い方の記事はなかなか見つけられずにいました。
起き上がれず苦しむ長男の隣で、
私は一日中、ネットでこの病気について調べる日々でした。。。