長男が中学2年の冬、ODを発症しました

当時を思い出して記録します。



起立試験




ベッドに寝た状態で、

安静時の心電図と血圧と心拍数を測定した後



10分間静かに立ち続け、

心電図、血圧、心拍数の変化はあるか?

眩暈、立ちくらみなどの状態を見る検査










検査中、私はカーテン越しにしか

長男の様子が分からなかったのですが、



10分立ち続けてる間、看護士さんが何度も


「大丈夫?辛いよね? もう少し頑張って」


と長男に話しかけてくれて、

辛そうな感じが伝わってきました…



(後から聞いたところ、立ち続けている間、

フラフラ倒れそうになって、ヤバかったと。

ものすごく辛かったみたいです…)







起立性調節障害




改めて診察室で先生のお話を聞きました。



起立試験の結果と、

この後、追加で受けた心臓エコー

各種検査をみて、

ほかの病気の可能性を一つ一つ排除しました



起立性調節障害/起立性低血圧と思われます。



と説明されました。






起立試験で、血圧はそれほど下がらずでしたが、10分後でも心拍数が上がり110になったという事でした。

他の検査の数値は、全て正常値。


起立性低血圧だと思われます。と。






色々な説明を一気にされたので、わたし、、

頭が混乱してしまいました。

起立試験の数値を見せてもらったのですが、

今思えば、コピー貰えばよかった…。





原因不明で不安だらけだった毎日。
病名が分かって、その時は本当にほっとしました。

薬をもらって、治療を続けたらきっと良くなってくれる、と。





この病気が、ずっと複雑で
ずっと辛くて、残酷で
こんなに長期的になる病気だなんて

…この時は想像もしませんでした…