夏のボーナスが最高を更新した…という景気の良い記事です。
給与や賞与といった「人件費」が上がるのは…
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家計の可処分所得(生活で使えるお金)が増え
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需要(社会で回るお金)が増え
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会社やお店の売上高に貢献する
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人件費が上がる
といった、需要を伴う物価上昇のスパイラル(デマンドプル インフレ)になるので、経済成長の側面では好ましいとされます。
まぁ、これが普通のインフレなんですけどね…
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また、これまでの(「直間比率の是正」で消費増税の代わりに行われた)法人減税により積み上がった内部留保(会社版タンス預金)を原資の一部としていることも、需要を増やす効果に貢献している…と見られます。
後は、政府がこうした賃金上昇に関しての税の優遇措置などで、しっかり後押しすることが求められます。
もちろん、(増税や新税、社会保険料の増額などで)民間の需要増加の機運を損なわないことが必要です。
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余計なアナウンスも厳に慎むべき。