金利は社会からお金を引き揚げるもの | -

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植田・日銀新総裁候補「所信聴取」で露呈…物価高への“大甘”認識が庶民を苦しめる

と題して、植田新総裁候補の物価高に対する認識を批判した記事なんだけど…
これってどうなんだろうね。
別に、誰が誰を批判しようが構わないんだけど、それは事実あるいは“最低限の基本”を理解した上で…だと思うんだよね。



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①“そもそも”金利がどういうもの(→社会からお金:需要を引き揚げるもの)かを理解していない…のと

②凡そ慢性的な需要不足である国内経済の状態での利上げ(更なる需要が減少すること)が、どういうことになるか

…という、あまりにも基本すぎることが完全に抜け落ちているよね。



基本的なことであると同時に大事なことなので、改めて言う(書く)けど…
日銀の金融政策は全く問題ない=正しい

問題があるのは政府の財政政策なのです。



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そして今、行うべきは…

①十分な需要の供給
 例)制限を設けない形の一律給付金の支給など

②減税および社会保険料の減額
 例)消費税やガソリン税などの減税あるいは廃止
   全世代的かつ所得制限のない社会保険料の減額

“少なくとも”、↑コレは行うべきで、もちろん、これだけでは需要不足の解消には不十分なはずです。