実は貿易赤字は縮小傾向なんだって…♪ | -

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今年1月の貿易収支(貿易赤字)について、財務省から発表されました。

こうした「なにか深刻な問題」“かのような”ニュースが流れる時は、すぐに鵜呑みにするのではなく、少し時間をかけて他社から出ているニュースやコメンテーターの意見を確認したいですね。

ちなみに、貿易赤字は約3.5兆円で国内の経済規模(GDP)に比べると、『約0.7%以下』のレベルです。

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例えば、この記事の場合、永濱利廣さんがコメントを残しているので、彼の意見を確認します。



すると、貿易には季節性があり、「季節調整値」というもので(貿易収支を)見るとトレンド(傾向)が分かります。

そして、それを踏まえれば、「(実は)貿易赤字額が増えている」…というより、「(むしろ)貿易赤字は縮小トレンドに入っている」と分かります。



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ただし、ここで重要なのは、「そのコメントは、“誰”の意見なのか」ということです。

最近とくに、誤った経済観を持つ人の記事が目立つので、注意が必要です。

そうした真偽を見極めるためにも、お金(貨幣)や国債、税金、社会における需要と供給など、経済の基本的なことを正しく理解することが大事ですね。