信用できる人を見つけることは大事! | -

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やはり信用のおける方(永濱利廣さん)の記事は、安心して読めますね。

>よく新聞などで「過去最大の予算」「拡大する財政赤字」と、まるで大変なことが起きたかのように騒がれますが、これはナンセンスです。政府債務は増えるのが常識で、毎年予算は「過去最大」がふつうなのです。
最後の一文に「政府債務が増えるのが常識で、毎年予算は「過去最大」がふつうなのです。」とありますが…
「経済成長=通貨量増」なので、政府債務=通貨発行である以上、至極当然のことです。



なお、経済成長について、よく見かける「経済成長していない理由(原因)」に、「人口減や少子高齢化による市場の縮小」がありますが、少なくともOECDの中で日本以外に当てはまる国はありません。

すなわち、「人口減や少子高齢化による市場の縮小」は「経済成長していない理由(原因)では無い」んです。

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「人口減や少子高齢化=経済成長しない理由(原因)」というのは、一見、理屈が合っているようですが、実は「全く根拠がない」んです。



他にも、例えば「財政を家計に例えると…」といったものも同じで、そもそも財政と家計は、その「働き(次元)が全く違う」ので「例えるものではない」し、これを理由に何かを決めるのであれば「例えてはいけない」レベルのものです。

ところが、こと財政を取り巻くものについては、本当に多くの「根拠のない、間違った」常識が蔓延(はびこ)っていて、しかも、それが日本の経済成長を阻み、衰退している大きな原因となっているのです。

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時の政権を監視するのがメディアの役目なら、なおのこと、こうした誤りを指摘、糾弾するべきなのですが、残念ながら多くのメディア(経済部)は、こうした知見を持ち合わせていないんです。

「経済」を冠する日本経済新聞でさえ、誤った貨幣観を持っているのですから…。