哀楽を散りばめ聳ゆ安居寺

 

寺町や安居の経を枕とし
 
夏に入るといふ若僧の頬あをし
 
雑炊を炊くもの居るや夏篭

 

墨の香のこもり久しや雨安居            【笑い仮面】

 

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