笑い仮面のブログ-はるかに……



炎天に、アイスと

蝉は溶けて

盛夏ギラギラ

僕はふいても取れない

汗をふく

川瀬のせせらぎに

眩暈し

短い夢にひたる午後


風が吹いて

あの山の向こうで

少女が笑っていると

燕が僕に、告げた午後


      ★


梅雨があけたと思ったら、いきなりこの暑さだ。たばらない。

で、ちょっと風鈴めいた詩を一篇。

これも、はたちすぎの作品だ。


                             【笑い仮面】