Österreich 20236. Monate

 

皆さんこんにちは!照れ

6か月目、あっという間に留学の半分の月日が経過しました!時間の速さを実感して驚いています笑。

そして先月のブログでも書いたのですが、訳あって夏の期間だけ、ウィーンに滞在していますキラキラ

 

ウィーンはオーストリア東部の平地が多い地域に位置しています。そのため、夏は基本的に晴天が続き、たまに短期間の雨が降るといった気候です。

空気は乾燥しているので、気温が34℃になっても、日本ほどうだるような暑さではありません。

ただし、日差しは直接刺さってくるので、日焼け止めや日傘などで対策は入念にする必要があります笑。空気中の水蒸気の有無による体感の違いをしみじみ感じます...

 

一方、私がいたインスブルックは山間に位置しているため、(友人いわく)夏の間も天気が悪かったり、気温が低かったりしているそうですネガティブ

オーストリアは小さい国ですが、東(山間)と西(平地)で気温や気候が異なる点で新鮮に感じます。

 

ところで、今月はいつもより投稿が遅れてしまいました魂が抜ける

いつも17日前後に投稿しようと勝手に決めています笑

実はつい先日まで母親と海外旅行をしており、オーストリア・ドイツ・チェコに訪れていましたにっこり

初めての約2週間にわたる旅で、毎日寝落ちするほど観光しまくる日々を送っていたため、ブログが更新できずじまいになってしまいましたネガティブスミマセン

 

今回は山登りが大好きな母親が、私が撮ったインスブルックの山並みを見て感動し、「オーストリアの山に登ってみたい!」と言ったのが始まりで計画された旅です。

母は仕事の傍ら、数々のマラソンや日本の百名山を登るかなりのアクティブウーマンです笑

しかし、ウィーンは先ほど言った通り山が少ない地域のため、ザルツブルク地方や、ザルツブルクから近いドイツ領の山に登ることになりました。

もはやインスブルックからの方が近い、。笑

私自身は山登りに興味がないのですが、母親が、「何かあった時に私がいた方が助かる」ということで、付き添い的な感じで行くことに笑。

チェコに関してはまだ行ったことのない国で、隣国なので折角なら観光したいという私の要望で旅に付け足されました笑。

 

そんなわけで、今月のブログも旅の記録になりそうです凝視

 

今月のつぶやき

1. (オーストリア)

1-1. ハルシュタット

1-2. ゴーザウ湖

2. オーバーバイエルン(ドイツ)

3.(チェコ)

3-1. チェスキークルムロフ

3-2. プラハ

4. ウィーン(オーストリア)

今回は写真も相まって異常にブログが長くなりそうです笑、

 

1-1. ハルシュタット(Hallstadt)

最初はハルシュタットについてにっこり

ハルシュタットは知っている方も多いかもしれません。なぜなら山並みと景観の美しさからユネスコ世界遺産に登録されている場所だからですキラキラ

 

ハルシュタットはザルツブルク地方のすぐ隣、ザルツカンマーグート地方・ダッハシュタイン山脈の麓に存在する小さな町で、山の斜面に家々が立ち並び、古き良き世界がそこにあります。

1日で観光が十分に可能な大きさなので、観光バスで日帰り観光をしているアジア人観光客もかなりいました。

ハルシュタット中央に位置する教会が韓国ドラマの「花のワルツ」で使用されたことがきっかけで韓国人観光客は圧倒的に多い印象でした。

 

私が滞在していた期間はあいにく天候が優れず、上の写真はハルシュタットを出発する際に、ようやく天候が回復して撮った写真です笑。

気温は夏にも関わらず15度前後で、非常に涼しく、じっとしてるとかなり寒い気候でした。同じ国とは思えない...

 

普通の観光はここで終わりなのですが、母の目的は山登りだったので、ここからダッハシュタイン山脈に登っていきます笑。

Krippenstein Piste Map | J2Ski

(Wanderwege und Touren in Goisern, Gosau, Hallstatt und Obertraun (salzkammergut.at))

本当は麓から登りたかったのですが、登り口の情報が少なく見つけられなかったため、ゴンドラで登頂し、山小屋に1泊し、山の上を散策するコースにしました。後に麓から登るルートが存在することが分かり、母は悔しがってました笑

 

上の写真はダッハシュタイン山脈の一望です。右下にハルシュタットがあります。

冬はスキー場になるため、引用した写真は冬の景色になっています。夏でも山の上には雪がかなり厚く残っており、ダウンジャケット無しでは寒いほどです雪の結晶

 

ハルシュタットからゴンドラの麓までは、バスで約295円で行くことができます。(※2023年8月現在:€1=¥158で計算)

ゴンドラのチケットは往復料金で約6,145円と、円安も相まってかなり割高でしたネガティブ

 

ゴンドラは全部で3つあり、2回乗り継いでいくことが出来ます。

1回目の降り口には、巨大な氷河やマンモス洞窟を見学できるアクティビティがあり、2回目の降り口は5フィンガーと呼ばれる、手のように5つの展望台が岩から飛び出しており、そこからハルシュタットとその湖を一望することができます

 

3つ目のゴンドラはほとんどの観光客は乗りませんが、その先に山小屋があり、そこから多くのハイキングコースが存在しているので、登山者向けです。私たちはそちらに向かいました走る人

 

朝早くに山小屋に到着し、天気が良好だったため、すぐに登山を開始しました。

約8時間、上の写真にもあるWiesberghausを経由し、Simonyhütteから雪山を一望するルートを散策しました。目の前に雪山がそびえたつ壮大な景色でした。

帰りは山小屋の夕食時間に間に合わせるため、近道を使用して急な山道を駆け下りました笑。危険すぎるw

 

下の写真は少し遠くから雪山を撮った写真です。綺麗ですお願い

道中には牛も放牧されており、普通に目の前にいます笑。

上の方に行くと、普通に雪が残っており、夏に雪を触れるという新鮮な体験をしました。久しぶりに長く山道を歩いて大変疲れましたが、素晴らしい空気と景色を味わえました。この日は天気が晴れて、本当に良かったですキラキラ

 

沢山歩いた後は、夕食ですお願い

母曰く、日本の山小屋は質素な食事しか出ないそうですが、こちらの山小屋はゴンドラが近いこともあり、食事はかなり豪華でした。

オーストリア伝統のクヌーデルも食べることができ、ヨーロッパの昔ながらの雰囲気が残る食事処で、ゆっくりと食事を楽しむことができました照れ

 

シャワーは1分€4で浴びることができ、トイレも水洗式で、日本の山小屋に比べればかなり良いようです。ただし暖房は夜間のみしか効かないため、日中や夕方は寒いです真顔一応毛布などは用意されているので、寒さは凌げます笑。

 

朝ごはんもミルク・チーズ・ハム&サラミ・野菜・パンなどザ・ヨーロッパな朝食を頂くことができ、ここぞとばかりに沢山食べさせてもらいました笑ドキドキ

2日目の下山の日もハイキングをしたかったのですが、あいにく雨で断念。寒さも強まるため、早めに下山することにしました魂が抜ける

帰り道に5フィンガーに立ち寄りました。ほとんど靄がかかってしまっていたのですが、ギリギリハルシュタットが見えてくれました。

ゴンドラでアクセスが簡単ですが、降りてから30分程度歩くため、靴・服装や天候には気をつけていくことをオススメします。

 

何はともあれ、晴れた日はハイジのような世界観が広がっており、ハイキングや山登り(岩登りもあるので、ロッククライミング好きにも)にはうってつけの環境でした!アウトドアが大好きな方は是非お勧めしたい場所ですニコニコ

 

1-2. ゴーザウ湖(Gosau See)

ハルシュタットの後は、バスで約1時間半ほど離れたゴーザウに向かいました。

この湖も美しい湖として有名で、多くの観光客が訪れるスポットです。

上の写真のように目の前で見るのも美しいですが、ゴンドラや登山ルートがあるので登り、上から眺望することもできますキラキラ

私たちは上から眺望すべく、登山することにしました。道は登山靴でないと難しいですが、所要時間は1時間半ほどなので比較的簡単ですウインク

これは登り途中の写真。晴天であれば目の前に雪山を一望することができます目

また、私たちは少し遅い時間に登山を開始してしまったので上までは行きませんでしたが、上の写真の岩山にも上ることができます笑。ロッククライミングでも、登山靴のみでも行くこともできます。

ただし、少し崖のような場所をつたっていく部分があるので、登山・下山ともに注意が必要です凝視観光客と思われる親子もこの岩山を登っていましたが、子どもの方は普通にジーパンにスニーカーでした笑。が、絶対におすすめしません。汗

 

ゴーザウ湖の付近は山に囲まれているので、空気が非常に新鮮で気持ちが良いですキラキラまた、湖の水が非常に美しく、グラデーションがかかっているように見えますお願い

本当に時間を忘れるような美しい空間でした。

畔にもホテルがあるので、そこで宿泊し、夜空や早朝の誰もいない時間帯に湖を散策すれば、よりその美しさを堪能できると思います照れ

私たちはゴーザウから離れた場所に宿泊したのでそれは叶いませんでしたが、その付近の環境も美しく、夜は天の川はもちろん、流れ星が見えるほど満点の星空を見ることができます。

 

ザルツブルクからのアクセスも悪くないので、もし機会があれば非常におススメしたいスポットですニコニコハルシュタットとセットで観光するのもありかと思います。自然好きにはたまらない場所です!

 

2. オーバーバイエルン(Oberbayern)

ザルツカンマーグート地方の後は、北上してザルツブルクのすぐ上にあるドイツ領、オーバーバイエルン地方にやってきました。

何故この地方に来たかというと、ザルツブルクを観光するに当たり、ドイツの方が宿泊料が安かったためです笑。Airbnbはかなりおススメです。

 

結局、母がこちらでも山登りをしたいということで、予定を少し変更することにし、バート・ライヘンハルという場所にある山に登山をすることになりました爆笑

しかし、観光スポットではないので、登山ルートが様々ありあまりはっきりしておらず、登山開始まで少し時間を使ってしまったのと、母の間違って選んだルートが激ムズコースだったため、登頂まで行くことが出来ませんでした泣

母はネット上に掲載されていた、誰かが登山したルートを辿ったのですが、激ムズでした笑。山登りで近道を選択すると基本的に傾斜が急で危険度が大幅に増すので、時間がかかっても、山道に掲示されている(難易度も掲示されている)標識を優先して進むことが望ましいです笑。

山頂の眺めは見れませんでしたが、十分に高い場所から眺めることができたので、満足です。とりあえず崖登りだけはしたくないと思いました笑。

激ムズコースだったため、本当に正しいルートなのか疑うほど険しい道並みでしたw(母曰く、日本では絶対に禁止にしているレベルだそうです笑)

 

そんなこんなで、やっと帰路についたのですが、ここでドイツあるある(?)の電車停止が発生しました笑。

どうやら導線が切れてしまい、電車が止まってしまったようです笑。

田舎の地域は路線が1本のため、これがダメになると、直接最寄り駅に帰れる方法がタクシー以外無くなります真顔

しかし、家までは徒歩で2時間以上かかるため少し辛く、タクシーは値段が高く乗りたくなかったので、徒歩1時間圏内の場所まで、ザルツブルク行きのバスで行くことにしました。

この日は日曜日でバスも2時間に1本しか走っておらず、すぐに乗ることが出来たのは不幸中の幸いでした笑

 

バスで降りた場所はオーストリア領で、歩いてドイツ領に入ったのですが、国境は川に沿って存在していたため、橋を渡りました。

橋の手前側がオーストリア、奥側がドイツです。橋の上にもパネルで国境であることが示されていました。徒歩で何事もなく国境をまたげる世界線が本当に平和だと感じました。日本で県境を超えるのとは違う、どこか不思議な気持ちですショボーン

 

徒歩でなければ渡ることのなかった橋なので、むしろ良い経験ができました。

アドベンチャーな1日でしたが、なんだかんだで良かったです笑。

 

ほとんどドイツの観光らしいことはせず、山登りで終わった感じですが、ローカル(?)なことが出来てよかったですニコニコ

 

3-1. チェスキークルムロフ(Cesky Krumlov)

ドイツの次は隣国のチェコにある世界遺産の町、チェスキークルムロフに訪れました。ザルツブルクからリンツを経由し、そこからFLIXBUSで向かうことができます。

1日で観光できる大きさなので、プラハから日帰りで訪問している観光客が多い印象です。

私たちの場合はここで2泊し、夜の静かなチェスキークルムロフを散策したりしました。ここは夜でも家族連れがおり、治安は良いようなので、安心して出歩けますニコニコ

チェスキークルムロフ城からの景色も綺麗なので、必見ですキラキラ

写真の左に見える塔からもチェスキークルムロフを一望することができます、長い階段を上る必要がありますが、美しい景色を見ることができるのでおススメです。

 

本当に小さな町なので、地図がなくても観光が可能です。お城に入るだけであれば無料なので、上の写真のような景色を見ることができます。庭園もあるので、行ってみるのがおススメですラブラブ庭園は営業時間があるため気を付けてください。

 

3-2. プラハ(Prag)

チェスキークルムロフからFLIXBUSで3時間、プラハに到着しました!

早速到着してすぐに高台のある公園があったので写真を撮りました笑。カレル橋も見えます。

 

プラハはチェコの都市で観光スポットでもあるので、東京に負けない人混み具合でした笑。特にカレル橋は凄い。

私たちもプラハ城やカレル橋など、街中を1日中観光しまくりました爆笑

チェコには旧市街と新市街が隣接して存在しているので、古き良きと近代的な街並みを両方楽しむことができますキラキラ

 

また、チェコはEUですが、通貨はチェココルナという独自通貨を使用しており、ユーロに比べると物価が安く、お手頃なものが結構ありました。

食事もリーズナブルな値段で、美味しい伝統料理を味わうことができましたニコニコ

 

他にも、日本人に人気なミュシャの美術館もプラハにあるので、好きな方は是非立ち寄ってみることをオススメします音譜

 

天気に関して、チェコは位置的な関係で、ゲリラ豪雨が多く、日中に晴天でも夕方に短時間で雨や雹が降るなど、変わりやすかったです。夏に行く際は、天気予報をこまめにチェックするか、折り畳み傘があると便利と思いますにっこり

 

プラハも2日あればある程度は観光できてしまう大きさなので、2泊した私たちにはちょうど良かったです。オーストリアとはまた違う雰囲気を味わうことができましたドキドキ

 

4. ウィーン(Wien)

長い旅が終わり、再びウィーンに帰ってきました。

ウィーンではシェーンブルン城を訪れました。夏の離宮としてハプスブルク家が建てパステルイエローの宮殿に、広大な庭が圧巻ですキラキラ

日曜日ということもあり、開業時間から観光客やツアー客で賑わっていましたキョロキョロ

入場料に含まれているオーディオガイドは日本語もあるので、より楽しく見学が可能です。また、チケットは事前にインターネットで購入する方が時間を節約することができます。

 

この日は天気が良く気温は30度を超えていたので、陽の下は灼熱で、日傘がないと焼けこげる暑さでした笑。が、青空とお城がよく映えて綺麗でしたニコニコ

 

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個人的にはかなり短縮して書いたつもりでしたが、結局結構長くなってしまいました笑。

旅は楽しいですが、これだけ移動が多いと疲労も溜まりますね笑。何はともあれ、大きな事故などなく、無事に旅を終了できて安心している今日この頃です笑ショボーン

 

余談ですが、私の母は節約家なので、今回の旅はコスパを重視していました笑。特に移動にはあまりコストをかけたくなかったので、如何にコスパ良く移動できるか事前に綿密に計画を立てていました爆笑言語が読めない等を理由に私が時間を割いて調べさせられたのはまた別の話()

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基本的にオーストリア内の場合、「ÖBB」というアプリでネットで電車・バス・トラムなど公共交通機関全てのチケットを購入することが可能で、事前に買うと安いこともあり、非常にお得かつ便利です。

日本と違い改札はないので、電車等に乗車中、チェックが入った際に購入したチケット、またはモバイルの場合はQRコードを見せることで証明することができます。

無賃はその場で罰金なので注意です。

オーストリアを旅行する際はおススメのアプリです音譜

 

また、他国へ移動する際はFLIXBUSやREGIO JETと呼ばれる格安バスがおススメです。速くはないですが、車内にWIFIが完備され、飲食もOKです。FLIXBUSの方がヨーロッパ全土を駆け巡っていて融通がききますが、REGIO JETも国を跨ぐ都市間の移動などでは便利です。

REGIO JETは飛行機のように座席にパネルがあり、映画や音楽などを聴くことが出来るので、長距離移動に適している印象です。イヤホンはないので、携帯しておくと良いですグッド!

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これらを駆使すれば、かなり割安でヨーロッパを回ることができるので、ヨーロッパ各国を旅行したいと思っている人には非常におススメの選択肢ですニコニコ

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話を戻して、前回のブログで言っていたザッハトルテ、食べました!

ザッハーカフェでオリジナルを頂きました。いつも並んでいるのですが、30分以内で入ることができましたキラキラ

甘すぎす、チョコの味を感じる上品なケーキでしたラブラブ美味しかったです。

ザッハーカフェの内装は貴族的なのオシャレな空間になっているので、少し高貴な気持ちになれます笑。ウィーンを訪れた際は、是非1回はオリジナルを食べて欲しいです照れ個人的には最近見つけたザッハープンチというケーキが好みなのですが、それについてはまた後日書きたいと思います(^^)

 

今月末でウィーンとはお別れなので、残りの時間を満喫したいと思います...!

来月も少し旅の予定があるので、引き続き旅日記になりそうですが、もしよければお付き合いくださいにっこり

ここまでご精読、ありがとうございました!ドキドキ

ではまた来月パー