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HOLGAに焦がれて

思いつくまま書き綴った詩と、HOLGAレンズを使って、LOMO風に撮った写真を、展示しています。どうぞごゆっくりご鑑賞ください。  

赤い月が出た。

真っ赤な血の色だ。

赤い月が、街を照らした。

街は、真っ赤になり、

辺りから 、血の匂いがした。

誰かが、叫んでいる。

誰かが、泣いている。

やがて、真っ赤な月から、

一粒の涙が落ちた。

街は、流されて、

何もかも無くなり、

血にまみれた銃だけが残った。

 

今回の写真は、月の写真。

当然、HOLGAレンズでは、撮れないのでNIKONのカメラを使用。

仕上げは、クロスプロセスで。

月つながりで、2012年の金冠日食の写真も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森の中を歩いている。

バキバキと小枝を踏み折り、歩いている。

何かを探して、歩いている。

ずっと探して、歩いている。

探しているのは、君か、僕か。

今夜、君を食べるのか。

明日、僕を食べるのか。

熊は、何かを探して歩いている。

バキバキと小枝を踏み折り歩いている。

 

今回の写真は、実際の熊の写真は、無理だから、熊が出そうな山の写真。

本当は、奈良にある、山辺の道の写真。熊どころかハイキング客でいっぱいの道。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京の空の下で、娘が空気を吸っている。

札幌の空の下で、息子が空気を吸っている。

京都の空の下で、娘が空気を吸っている。

神戸の空の下で、私が空気を吸っている。

同じ空の下で、吸っている空気は、みんな同じだ。

離れていても、みんな繋がっている。

 

 

今回の写真は、空を写して生活感が漂っている写真。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院の待合室にいる。

座っているみんなは、虚ろな目をしている。

どこか遠くを見ている。

若かった頃、元気だった頃、

病気にかかる前の事を思い出している。

悲しそうな顔をして、座っている。

歩んできた道を振り替えって、悔やんでいる。

ここは、メタボの病院だ。

自業自得の人が居る病院だ。

 

今回の写真は、奈良にある椿井市場の写真。

廃墟みたいになっている。

飲み屋もあったがみんな店を閉めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨に濡れて、咲いている。

なよっとして、咲いている。

あだっぽく、咲いている。

憂いた感じで、咲いている。

黄色いくせに。

咲くのに疲れたのだろうか。

雨に降られて、なまめかしくなっている。

黄色いくせに、シャキッとしていない。

黄色は、情熱の色だ。

輝いていなくては、いけない。

けれどこの花は、へなへなとしている。

 

今回の写真は、黄色カキツバタ。

雨に濡れたせいか、なよっとして、変に色気が出ている。