二期会のオペラ「パルジファル」
見てきました
９月16日上野文化会館です
ワーグナー作曲です
見る予定ではなかったのですが
どうやらチケットの売れ行きが悪くて、
安く手に入れられそうとか
新演出がきたがわの好みではないかなとか
誘ってくれる声があり
観に行きました
ざっと感想を言うと…
長い…
このオペラ、なんと５時間あるんです
覚悟はしてたんですが
新演出はとてもよかったです
スタイリッシュでダークで
以前観た、世界的に有名な
コンなんとかさんの新演出の「サロメ」は
はずしてくれましたが
この新演出はアタリ
こちらはクラウス・グートさん
やっぱり世界的に有名な演出家ね
特に２幕目
退廃的な1920年代の感じ？
こういうの好きだな
舞台美術も
すごくすてき
美しい音楽に合ってる～！！
オペラも芝居と考えれば
パルジファルもクンドリも
いい感じなんですよね
天皇陛下がわざわざ見に来てくれただけあります
とはいえ長い
それしか言うことないのかな
っていうぐらい長い
こればかりは二期会のせいでも
演出家のせいでもなく
でもこの長さは必要なのかな
日本でも無名の漫画家の
このワタクシが
世界的に有名で
歴史に名を残すワーグナーさんに
ダメ出しするのも
なんですが
内容が宗教的で日本人になじみにくい
というのもあるけど
同じようなこと何度も言っているような感じするし
字幕を見ると眠くなってくる
翻訳もヘンなのか
「同情する能力」って
何！？
「超訳ニーチェ」
という本があるぐらいだから
現代にあうようにスコア変えてもいいんじゃないかと
思ったりもするのですよ
と文句言ったけど
それなり興味深い舞台でした
さそってくれたＳちゃんはたいしたもんだ
二期会のみなさん、また話題性のある
野心的な舞台やってください
楽しみにしています
この長さに耐えられる人はこちら
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