続けて東野圭吾原作の「白夜行」。


堀北真希の白い背中がテレビで映っていて

気になっていたのだ。


ネタバレはしないけど、ストーリーはさすがの展開。


悲劇的な境遇により、幼くして運命を狂わされた二人の男女。

女は日向の道を、男は陰の道を、歩む道は違えども

二人は表裏一体であり、共に闇の中を歩いている。

そんな二人の哀しき関係を、“二人の交流を全く描かない”事で

想像力を刺激し、ラストで一気にクリアになっていく。

ラスト30分で明らかになる亮司の哀しい思いと

雪穂の壮絶なる生き様は衝撃的。


男(亮司を含む)に対する雪穂の冷徹な感情にゾッとする

結末の衝撃は背筋が寒くなる。


が、そもそもがミステリーというか、殺人ものだし、

核心部分が明らかになると、何かやりきれない。


一人の女性を守り続け、成功を見届けて自ら命を絶つ

男の一途さにはうたれる部分は少々あるものの、

全体的に共感は少なかったかな。


ハッピーばかりが人生じゃないよ、ということは

わかるのだけどね。