学力低下と饒舌なJPOP | クレイジーJPOP

学力低下と饒舌なJPOP

 職業柄、学力低下を痛感することが多い。中学生くらいまでの友人はほとんど会話が合わなくなっていつのまにか連絡をとらなくなってしまった。思春期は知的な部分が合わない状態でうまくやっていけるほど器用じゃない、ということが1つの原因だと思う。大人になると、さすがにそういう部分は少なくなり、人によって話題を使い分けたりすることが可能になった。
 でも、依然として話しかけた言葉が通じていない人もいると思う。それは歌を聴く時にも影響しているだろう。自分の語彙に入っていない言葉がメロディーにのってきても、イメージは浮かばないような気がする。まあ、洋楽的に楽しんだり、ソラミミアワーみたいな楽しみ方をするのなら別にいいけど。
 せっかくのJPOPなのだから心ゆくまで日本語、あるいは英語だのフランス語だの節操無く混ざり合った詞を堪能したい。メロディーはもはや新しく聞こえないのだから、そこを詞で差別化して楽しみたい、と思うのだ。
 そうありたいのに、学力低下はその障害になるような気がする。一番手痛いのが国語力の不足である。これは文部科学省の手によるわけのわからない読解問題という部分のことではなく、人として当然持っていてほしい道徳心の部分であるとか、日本語で書いてある文章がふつうに理解できる能力のことである。
 根が深そうな問題なので次回に続く。