実は、図録を持っていて、繰り返し見ている、ポーラ美術館の最高の常設展。
結構貸し出しされて、実際観ている作品も結構あったんだけど、
ホームリングで見るのは初めてで、やっぱり感動しました。
凄い作品が次から次へと、割とお馴染みの作品の本物にであえて、まー感激でした。
モディリアーニ、いや~~いいねー。
いい作品、沢山あったけど、個人的に今回のMVPは、アンリ・ルソーの、この作品でした。
堀ちえみの「夕暮れ気分」を感じさせるこの作品。
色が素敵すぎる。
いつまででも見続けていたくなりました。
練馬区立美術館のマネ展にも来ていた作品ですね。
わ=貴重なスーラ作品。額縁のような点々が、良いんだよなー。
セザンヌの中でも、いいセザンヌだなー。
小品ながら、このゴッホもたまらなくいい。色が素敵すぎる。
いいモネがそろっているなー。うっとりしますね。
ネオ・エクスプレッショニスムのゲルハルト・リヒター
ユダヤ人の大量虐殺っていうけど、たしかに一挙に大量の人が殺されたんだけど、
その一人一人すべてに違ったドラマがあったはずなんだよね。
この作品みると、沢山の人たちのドラマが、それぞれに進行していたのに、同時にストーリーを分断された、悲痛が聴こえてくる。
いろんなところから、色んな人の、様々な叫びが聞こえてくる。
やっぱり鑑賞していると怖くなります。 この作品、自分の部屋には、怖くて置けないな。
リヒター作品のあとに、ルノワールを見ると、より一層ホッとします。
印象派中心のコレクションの中に、リヒターを置いたのは、この対比の効果を多分狙ったんだろうね。
何度見ても、本当に美しい色合いです。この作品大好き。
このモリゾも、いいモリゾですね。
近くで見る印象と、ちょっと離れてみる印象の違いが楽しかったです。
これもいいハマスホイだなー。
なんか、フィリップ・パレーノの作品とも共鳴している感じがしました。
描かれている女性は、過去にここに住んでいて、今はもう亡くなっていない方のような気がする。
フィリップ・パレーノの、誰もいない部屋の映像作品は、誰もいないのに、なんか霊かなんか、いるような気がする。
このハマスホイ作品と、妙な共通点を感じました。