僕は、プロレスこそ、最高のアート表現じゃないかって思い続けているけど、

 

いや~~~これは僕は最高に面白かったです。

 

そろそろ、本気で、アート界も、プロレスを、アートの一ジャンルとして、しっかり、認めて欲しいなー。マジで。

 

椹木野衣さん、ジェフリーダイチさん、ウイリアム・ルービンさん、ジャン=フランソワ・リオタールさん、ハンス・ウイリヒ・オブリストさん、そして、そして、会田誠さんにも、ぜひこの映像はご覧になっていただきたい。(一番僕的には、村上隆さんに、アートとしてこの映像を見ていただき、何を感じるかその感想伺いたいって思ってます。)

 

僕が高校一年生だった、1979年に、ジャン=フランソワ・リオタールさんは、「ポストモダンの条件」という著作で、「大きな物語の終焉」というのを提唱し、それまでの、アート界の、禁欲的なミニマル・アートとか、実に難解なコンセプシャルアートが蔓延していたところから、一変するって予言して、

 

ぼくが大学生となる、1980年代、激しい感情表現を特徴とする、ネオ・エクスプレッショニスムや、高度情報社会の中で生まれた、シュミレーショニズムなんかが登場するんだよね。

 

ドイツのゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケは、ネオ・エクスプレッショニスムの代表だし、

シュミレーショニズムは、リチャード・プリンス、バーバラ・クルーガー、そして超有名な、ジェフ・クーンズらのアート表現だよね。

 

シュミレーショニズムと同時期なのかな?リレーショナルアートという、顧客との関係性も、アート表現として取り入れるものも生まれてきた。

タイのリクリット・ティラヴァーニャや、フェリックス・ゴンザレス=トレスがその代表だけど、

 

僕は、リレーショナルアートって言うものを知った時、

「おいおい、これって、長年、プロレスがやってきたことと同じじゃん!」ってマジで思った。

 

 

アートの歴史を知れば知るほど、なんで、格闘芸術プロレスの歴史が、アートの視点から無視されているのか、僕にはさっぱりわからなくなった。

 

で、スケバン!

 

ぼくは、アートの表現として、評価してほしい。

 

 

格闘と、ファッションと、あとなんだ!!これだけの色んな要素のミックスされた、アート表現って無視していいの??

 

まずそれを僕は言いたい。

 

 

で、やっとここから、このロサンゼルス大会の感想です。

 

一番の感想は・・・生で見たかった・・・

 

二番目の感想は、日本の今の女子プロレスの選手は、アーティストとして相当レベルの高い選手が多いなって・・・

 

 

日本で、実力はあるけど、イマイチな選手も、全然違う味付けで、化ける、

 

この興行、中島と、優宇を、メインに持ってきたブル様のセンスはさすがだと思った。

 

それと、ファッションにこだわりすぎ、さすがに動きにくいだろうという選手もいる中、

中島と優宇は、かなり動きやすいコスチュームにしたのもさすがと思った。

 

Sareee推しの僕としては、サリーボムは、否定しないけど、ちょっとこちょばゆいかな・・・。

 

 

SAKIは、ちょっと動きにくそうだったけど、日本よりも輝いて見えた。

 

 

おたくちゃんは、おもしろいね。スケバンには欠かせないかもね。

 

あと、・・・ちょっとキャラが違い過ぎて、えーとこの人誰??ってわからない人も多かったな。

 

 

沢山感想ありますが、僕としては、アートの新ジャンルとして、スケバンは評価されていいと、女子プレレスと、現代アート好きな僕には響きました。