「大吉原展」 東京藝術大学美術館
行ってきました。
予想をはるかに超えた内容量で、気合が入りまくっていた展覧会でした。
普通にみて、二時間しっかりかかりました。
遊郭の許可がでて、元吉原といわれる、日本橋人形町に遊郭ができるのが、1617年なんですね。
1657年(明暦3年)に、今の新吉原に移るんですね。
メインビジュアルの、歌麿の「吉原の花」1793
ワズワース・アテネラム美術館は、
どでかくて、凄かったです。
浮世絵は、大体小さいので、このどでかさには驚きました。
山東京伝は、北尾政のぶの名前で浮世絵を描いたけど、
酒井抱一と同い年の1761年生まれなんですね。
出光美術館所蔵作品など、素晴らしい作品沢山ありました。
切見世とは、最下級の小見世のことなんですね。
色々ありすぎるぐらいでしたが、
吉原には、22回も火事があり、その多くが、不遇の遊女による放火だったんですね。
火事のあとは、仮宅ということで営業したみたいですが、
仮宅だと、吉原では許されない外出が自由になったことや、
吉原は、歌舞伎役者は入れなかったけど、仮宅だと入れたっていうのは面白かったです。
内容盛りだくさんで、凄かったです。
黒田記念館にも。