「白井美穂 森の空き地」 府中市美術館
観てきました。
東京都現代美術館の、豊嶋泰子展と同時に、結構、当たり前のことを破壊し、
立体的なデペイズマン的な作品を作られている作家さんですね。
本来あるべきところではないところに、デペイズマン的にあることによって生じる違和感。
脳が刺激されました。
こうゆう作品は、「問題解決型鑑賞法」では楽しめず、
「共感共有型鑑賞法」で見ると楽しいですね。
府中市美術館では、高田安規子・政子双子姉妹の公開制作もやってました。
コレクション展の方は、いや~やっぱり見るたびに牛島憲之いいですねー。
五百城文哉(いおきぶんさい 1863~1906)は、牧野富太郎とも交流し、ボタニカルアートの先駆者でもあるんだね。
それと、現代作家の、VOCA作家、高木紗恵
子作品や、小西真奈作品が良かったです。
小西真奈の「三人と馬」という作品は、二人の男と、一人の女性が、馬と見つめあっているんだけど、
二人の男は、「問題解決的会話」を馬としようとしていて失敗している感じ。
一人の女性は、馬と「共感共有型会話」をしているようで、なんか馬と気持ちが触れ合っている感じでした。
なかなかいい作品で、今日見た中では一番気に入りました。
午後は、二回目の多摩六都科学館に行って、プラネタリウムを楽しみました。
冬の、カシオペア座、双子座を堪能しました。