ジョン・チェンバレンは1927年、アメリカ・インディアナ州出身の彫刻家です。

 

ジャンク・アート(廃棄物をアッサンブラージュなどの手法を用いて集積、構成した美術作品)でよく知られています。

 

自動車のスクラップを豪快に組み合わせた、荒削りで派手な色彩の「圧縮した車」は、1960年代にアメリカで脚光を浴びたんですね。

 

 

 

20世紀後半のNYの美術界では「NY抽象表現主義」、「ミニマル・アート」、「POP」という3つの流れを、チェンバレンはその3つの要素をすべて備えた作品を産み出す稀な作家なんですね。

 

 

2011年に84歳で亡くなる直前まで意欲的に制作を続けていましたといいます。