英・グラスゴーの作家、ジム・ランビーはDJでもあり、作品に、音楽関連の題名がついていたりするんですね。

 

 

 

この作品などは、ほら、LPレコードが埋め込まれていたりします。

 

 

ランビーは、2003年にヴェネチアビエンナーレに参加、2005年にターナー賞にノミネートされるなど、近年世界的な注目を集めている作家の一人であるそうです。

 

 

日本国内では、『メルティング・ポイント』(東京オペラシティアートギャラリー、2007年)への出品や、2008年4月に開館した十和田市現代美術館の常設展示として作品"ゾボップ"が公開されたりしています。

 

 

彼の作品は、サイケデリックな床面のインスタレーション、すなわち床一面に規則正しいテーピングを施すことで幾何学的パターンを生み出し、さらに椅子やベッド、レコード、プレーヤーといった身近な日用品を大胆かつ繊細にデコレーションした彫刻を巧みに配置しています。

 

観客はひとたびその空間に足を踏み入れると、視線の揺らぎを感じ、異空間に迷い込んだかのような不思議な視覚体験を共有することとなる、素敵なインスタレーションなんですね。

 

不思議な視覚体験、してみたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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