初めて行く 伊香保の原美術館ARC、
品川の原美術館が閉館し、伊香保のハラミュージアムアークと合体してからの、初めての展覧会が、
「原六郎コレクション展」です。
4つある展示室、いやー素晴らしかったです。気に入ったものを画像はないですが紹介。
●ギャラリーA
ジムランビー 「トレイン イン ヴェイン」 2008
カレル・アペル 「広島の子供」 1958
お!コブラのカレル・アペルが見れるなんて!もしかしたら、カレル・アペル作品観るの初めてかな?
アイウェイウェイ 「毛像組1」 1985
エロ 「チェ ゲバラ 1976」
ジョナサン・ボロフスキー 「芸術は精神のために№3094239」
ボロフスキーはこんなシルクスクリーン作品も作っているだね。言われなかったらわからなかった。
ルイーズ ニーヴェルソン
おお!ニーヴェルソン作品にも会えるとは!凄いなー。
アンゼルム・キーファー 「メランコリア」 1988
キーファー作品まであるんだね。凄い。
●ギャラリーB
束芋 「真夜中の海」
いやー、束芋のビデオインスタレーション、超良かったです。
束芋(1975~)は、田端綾子で、田端さん家の妹だから、束芋なんだってね。知らなかった。
ジェームス ローゼンクイスト 「4人の1949の男たち」 1962
これ謎が多いけど、なんかよかった。
品川にあった、奈良美智の部屋。
●ギャラリーC
工藤哲己 「絵画1965」
工藤哲己の初期の絵画だそうだ。
ジャン・フォートリエ 「干渉」
これ超良かった。
ルチオ・フォンタナ 「空間概念」 1953
ロバート ラウシェンバーグ 「間に合わせもの」 1964
ロイ・リキテンシュタイン 1968
トム・ウェッセルマン 「海景№13」 1966
草間彌生 「ミラールーム(かぼちゃ)」 1991
これ、最高傑作かな。やっぱり凄いね。
クリスト 「ストアフロントプロジェクト」 1964
ジャクソン・ポロック 「黒、白、茶」 1952
1951年が、「17人のアメリカ現代画家展」がニューヨーク近代美術館であり、抽象表現主義の評価を確立したんですね。ニューヨークスクールですね。
須田悦弘
元永定正 1965
管井汲 「月」
李禹煥 「線より」 1979
なんか、「初心忘るべからず」って感じがして、凄く今日はよく見えた。
●観海庵
この展示室は、現代アートと古典絵画が共存して、また不思議な魅力がありました。
いきなり、ここから始まる。
アニッシュ・カプーア
狩野派 「花鳥図屏風(三井寺旧日光院客室障壁画)」
そして、今日一番良かったのは、
マーク・ロスコ 「赤に赤」 1969
隣の黒いのは、村上友晴 「無題」 1990
いやー、ここでロスコ作品に出合えるとは!
僕は、この作品に、「晩年の猪木」を感じました。
闘魂はまだ漲っているはずなんだけど、傷だらけで不安が一杯。
不安だらけの闘魂。 しかも裏の部分も見えてしまった猪木。
でも、でもそれでもやっぱり魅力ある。
底知れぬ魅力にあふれている。
落日の闘魂は見たくない!!でもやっぱり嫌いになれない!
いやー今日のMVPは、猪木さん・・・じゃなくて、マーク・ロスコでした。