さー、2月27日以来、ようやく今日再開の東京国立博物館。

 

本館は、一階部分だけの公開でした。

 

いやー、日本画洋画コーナー良かったですよー。

 

高村光雲 「老猿」 (1893 明治26)

 


 

 

 

シカゴ万博!

 

何といってもこれですよね!

 

やっぱりすごいし、日本の至宝ですねー。


菱田春草 「微笑」 (1897 明治30)

 




柴田是真 「瀑布」




河鍋暁斎 「花鳥図」 (1881 明治14)

 




荒木寛畝 「雨中双鶴図」 (1893 明治26)

 




 

 

荒木寛畝は、幕末土佐藩から、明治になって宮中御用絵師に。

 

やっぱりすごいですね。


小林古径 「麦」 (1919 大正8)

 

 

 

この淡い色合いがなんとも素敵でした。


そして以外にも今日一番いいと思ったのは、この作品でした。

 


横山大観 「雲中富士」 (1913 大正2)


 

画像だとわかりにくいけど、本物見ると、雲の奥行きが凄く本当に、雲の上にいるような感じ。

 

POPな感じな富士山も全く違和感なく、凄いおしゃれ。

それにしてもこの群青色にしたセンスは見事だね。

 

この雲上富士と、老猿のコラボがたまらなかったです。

 

 

今村紫紅 「熱国の巻」 (1914 大正3)

 





 

 

やるなー今村紫紅。

こんなにカラフルだったんだ。

 

 

 

高橋由一 「国府台真景」 (1874 明治7)

 




川村清雄 「ヴェニス」 (1874)

 



これは小さな作品でした。川村清雄作品に出合えてうれしかったなー。

 


伊藤快彦(よしひこ) 「江の島風景」 

 

画像なし。

小山正太郎、原田直次郎に師事。関西美術院創設発起人。


青木繁 「筑後風景」 (1908 明治41)

 



青木繁らしい、完成か、未完成か、その絶妙の境目当たりで筆を止めている感じが素敵。


中村彜 「海辺の村(白壁の家)」 (1910 明治43)

 




中村彜の、力強い作品。海の表現絶妙だったなー。

 

 

そして、今日の展示の最後を飾るメインイベントは、

 

結構驚いた。

 

高橋由一、こんな作品も描いていたんだ!

これはかなり良かったですよ。


高橋由一 「長良川鵜飼」 (1891 明治24)

 

 

 

 

いやー、炎の表現、水の表現。高橋由一凄い!

豆腐も凄かったけど、鮭も凄いけど、これは驚いたなー。

 

メインにふさわしい作品でした。

 

 

法隆寺宝物館、平成館考古展示室に続きます。

 

(つづく)

 

 

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