イスタンブルの 聖ソフィア大聖堂。

 

英語では セント・ソフィア、トルコ語では アヤソフィア、古典ギリシア語では ハギア・ソフィア、現代ギリシア語では アギア・ソフィアという

 

325年に 新首都 コンスタンティノープル(コンスタンティノポリス)の建設とともに創建した(らしい)のが、古代ローマ帝国の(キリスト教を公認した)コンスタンティン大帝(コンスタンティヌス 1世、在位 306-337)であり、360年に竣工させたのは、その息子のコンスタンティウス2世であり、ニカの乱で炎上後、532年から 537年にかけて 現在の聖堂を再建したのが ユスティニアヌス1世(在位 482-565)であった。

 

それは帝国を代表・象徴する 首都コンスタンティノープル(現在の イスタンブル)のカテドラルでした。

 

 

 

ビザンツ様式のキリスト教聖堂であったが、1453年にコンスタンティノープルがオスマン帝国に占領され、その首都イスタンブルとなると、イスラーム教のモスクに転用され、現在に伝えられているんですね。

 

このとき、キリスト教を主題にした壁のモザイク画は漆喰で塗りつぶされ、それから約500年もの間、人の目から隠されることになったんですね。ただそれは、20世紀になるとトルコ共和国が発足して、
アタテュルク政権になると、1930年代から壁の漆喰を剥ぎ取る作業が進められ、無宗教の博物館として公開されるようになったんですね。

 

キリスト教の大聖堂から、イスラム教のモスクに変わってしまうなんて、凄い歴史を飲み込んでいますね。

 

 

 

 

 

まさにイスタンブールの歴史そのものを飲み込んだような建物なんですね。

 

 

 

 

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