フィリッポ・ブルネッレスキ Filippo Brunelleschi(1377年 - 1446年4月15日)は、15世紀前半の初期ルネッサンス、フィレンツェの金細工師、彫刻家、そしてルネサンス最初の建築家です。

 

 

彫刻のドナテッロ、絵画のマザッチョとともに、フィレンツェ中心の初期ルネサンスを代表する方ですね。

 

彫刻家としては、ロレンツォ・ギベルティに遅れをとったが、古代ローマの建築を研究し、サンタ・マリア・デル・フィオーレ(フィレンツェ)大聖堂の大円蓋を完成させた。

 

 

また、ギベルティも、サン・ジョヴァンニ洗礼堂の門扉<天国の門>で、透視図法を使った秩序ある作品を生み出しています。

 

 

また彼が設計したバッツィ家礼拝堂は、人間中心の世界観を見事に表しています。

かれの新しい建築様式は、アルベルティ(1404~72)に受け継がれています。

透視図法を最初に用いて作図を行ったのは、ブルネッレスキであるとされています。