男と女の足』福田繁雄 | ギャラリー ときの忘れもの
日本ではトリックアートとも呼ばれることの多い、トロンプ・ルイユ。
トロンプ・ルイユの範疇に分類される様式はかなり広く、例えば次のようなものが挙げられるのだそうです。
- 壁面や床などに実際にはそこに存在しない扉や窓、人物、風景などを描き、あたかも存在するように見せかける作品
- 平面作品に物を貼り付けて、絵の一部が外に飛び出しているような作品
- 3次元の現実ではありえない建築物を描いた作品(例えば、エッシャーの作品)
- 人体や果物・野菜などを寄せ集めて人型に模した作品(例えば、アルチンボルドや歌川国芳の作品)。寄せ絵、はめ絵という
- 普通に見ると人間の顔に見えるがさかさまにしたり、向きを変えたりするとまったく別の物に見える作品(例えば、ルビンの壺)
- 大きさや長さについて錯覚を起こさせるような作品
さて、そのトロンプ・ルイユ、日本人デザイナーで、有名な方がいるんですよね。それが、日本のエッシャーと呼ばれた、福田繁雄さん(1932~2009)。
なんと!あの福田美蘭さんのお父さんなのだそうだ。
それにしても、素晴らしいデザイン。
魅力的ですね。
『ランチはヘルメットをかぶって』福田繁雄 | Excite ism – エキサイト