Study Hard -44ページ目

世間ではたぶん誰も言ってないこと

 結論から言うと、田母神元空幕長(以下、先生)の更迭は大変残念な形で行われた。

 今日部室に行ってみると、机の上に先生の作文とそれを擁護する安保研(五月祭に先生を呼んだ人たち)のビラが置いてあった。これらもいつの日か、いつまでも貼ってある国民新党や学内クリエーター集団 のビラと同じように部室に埋もれて行くのだろうと思って切なくなった。

 あらゆる集団は、変化する環境に常に対応し続けて行かねばならない。しかし、いつの時代どの場所にも保身と怠惰が構造の域にまで達している。
 保身や怠惰とどう付き合うかはさておき、そんな中で先生は得難い人物だった。いざとなれば先生の首を飛ばすことで、色々な変革を試みられたはずだ。また、内部の話を聞く所では、決して「保守的」な人物でもなかったようだ。ところが、そういった先生の有効活用は一切なされず、ただ先生自身がやりたいことをやって散って行ってしまった。
 まあ、軍隊という世界最大の官僚組織に対してそういった企業的とも言える変革を求めるのは無理かもしれない。今日も粛々と世界は変わり、自衛隊も含めてすべてはそれに否応無く引き摺られて行くのである。

 それでも私は夢を見てしまう。個人を含む何らかの主体が、ほんの少しだけ集団を、そして時代を進めることが出来るのだと。

最近の宗教社会学的傾向

【ゼミ】
 木曜5限のゼミについては少し反省した。
 倫理学の人がこのゼミは面白い人ばかりだと感想を述べていたのを聞き、直前にS水と面白みのない連中ばかりだと言い合っていた自分たちの感覚とのズレを実感した。
 以下、登場人物紹介。

・カルト(常時3、4人くらい)
 いま日本で流行の無宗教教徒。とにかく低レベルで素人丸出し。思いつきでしか喋らない。

・反カルトカルト
 ステロタイプな聞き飽きた批判を繰り返す法学部の人。そもそも文化人類学とかの素養が欠片もない。他者理解という概念がなく、いつも虚空と戦っている。この人はカルト向きだよねといつも噂されている、俺とS水に。

・シャカイ学の人
 書記長を今まで馬鹿にしてて申し訳なかった。本物の社会学はもっと酷かった。でも何らかの(体系化されていない)知識に沿って話をするだけド素人よりは幾分かマシ。ただ、構造主義理解できてないんだから構造とか言わないでください、悪いけど。

・カルト巡りが趣味とか言っちゃってる人
 そういう人が一番カルトに嵌るっていつも言われてる。

・噛み合ない人たち(常時数名)
 定義を定義するために定義する議論に終始して小一時間が過ぎる。定義域とか関数という概念を知らなそう。ひたすら噛み合ない。

・モブ
 なんか喋れ。

・俺
 先生とだけ話が噛み合ってるつもりだが、色々と怪しい。

・S水
 そろそろ俺の同類だと思われてるんじゃないか。

 動機や知識量について兎や角言うつもりはないが、せめて用語法ぐらいはなんとかしてほしい。
 疑問としては、構造の話なのに純粋に構造の話がされたことがない。構造という単語の意味すらわからない人は放っておくとしても、具体例や内容や意味の話が必ず「付随的に」付け加わる。もちろん、社会に対して概念を適用する以上、具体的かつ有意味でしか有り得ないのだが、それはともかく純粋数学的議論が成り立たない。なんか表現論といった分野が存在すること自体を理解できてなさそうな人が多い。
 抽象代数学の議論をしたいわけではないが、圏論などとは言わずも集合論の初歩の初歩ぐらいは勉強した方がいいのではないのだろうか。もちろん「全員」だ。

 このゼミに出ていると、他人の主張を数学的に理解しようとして混乱する。elementだとかsetだとかfamilyだとか、あるいはcategoryだとかfunctorだとか色々な用語が頭を渦巻き訳が分からなくなる。お前のsystemをcoordinateしてくれとか思いながら黙っているだけの時間が過ぎ去って行く。structureという単語が出るだけで頭が痛み、universalじゃねえなとか、isomorphismが構成できないなみたいな何か。

 もうどうでもいいや。

特定組織の悪口ではありません

 組織なら組織。人間関係なら人間関係。
 どっちかに絞りましょう。